再生のギョーカイその4〜新聞の人たちは何してんの?〜
再生のギョーカイその2のグラフを見ながらテレビ広告について書いてきた。テレビはバブル崩壊後もあまり落ち込んでこなかったから危機感が薄かったんでない?という趣旨。 しかし、もう一度グラフを見ていると、も...
コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ!
再生のギョーカイその2のグラフを見ながらテレビ広告について書いてきた。テレビはバブル崩壊後もあまり落ち込んでこなかったから危機感が薄かったんでない?という趣旨。 しかし、もう一度グラフを見ていると、も...
前にも書いたように、80年代はテレビ広告費と新聞広告費は差が少なく、足並みを揃えて成長してきた。それが90年代、バブル崩壊後に変わってきた。どちらも落ち込んだけど、新聞広告費はガクンと落ち込んだ。その...
前回のグラフを自分でつくってみて、いちばん驚いたのが80年代の部分だ。テレビ広告費と新聞広告費の比率が1.1対1程度だったこと。ぼくがこういう数字に敏感になったのはほんの最近、ここ数年で、だから200...
このグラフは前回と少し違う。テレビ広告費と新聞広告費の推移だけでグラフにしたものだ。前回と違うのは、07年以降のデータも加えてあること。09年はぼくがつくった予測値だ。予測だけど、ほぼこんな感じになる...
上のグラフは何でしょう?「再生の町」の舞台である”なみはや市”の財政だ。いや、ごめん、ちがう。電通が毎年まとめている日本の広告費の推移だ。 単位は億円。85年から06年までのデ...
「20世紀少年」と「官僚たちの夏」について前回ぼくが書いたことに何か感じた人は、「再生の町」もぜひ見るといいと思う。きっと近いうちに再放送されるんじゃないかな。 筒井道隆演じる主人公は、横浜の百貨店で...
なにしろぼくは62年生まれで、「20世紀少年」のケンジたちとほとんど同い年だ。彼らは69年に秘密基地で”よげんのしょ”を書いたわけだが、ほんの数年後、ぼくも山を切り開いて造成された住宅地で秘密基地を作...
さて、政治家は”流動的”な人生のるつぼだったりする。ここで書いてきた趣旨からすると、みなさん、えらい、ってことになるのかな?もっとも、二世三世はあんまり”流動的”じ...
『再生の町』については別の機会に書くとして、『官僚たちの夏』の”弱者救済こそ美しい”というメッセージは危険だなあ、と思う。このドラマに限らずマスメディアは昨年末の”...
福島瑞穂を見ていると、会社社会で”あるべき論”を唱えるキャリアウーマンを想起する。そんなことを言うと女性に嫌われそうだが、ぼくとして実際そういうイメージがあるのよ。 ぼくは男女...
ぼくはこの国の”家業礼賛”って感じがまずいんじゃないかと思ってるんだ。 そんな家業だなんて、私は別に家業を継いでなんかないよ。みんな、そう言うかもしれない。 ”家業”...
弱い産業を守るのが官僚だ。確かに、行政にはそういう役割もある。でも、”いまこの時代に”そんな主張の主人公を登場させるのはどうかな? いま、日本全体が”弱い人たち...