テクノロジーとの融合をクライアントが求めてる〜メディア事変その13〜
これはほんの2年ほど前の話。まだコピーライターとして仕事をしていた頃にね。 ある商品の新聞広告制作の仕事をしてたの。その商品はお店でも売ってたけど、通販でも売ってた。新聞広告は、お店で売るための支援で…
コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ!
これはほんの2年ほど前の話。まだコピーライターとして仕事をしていた頃にね。 ある商品の新聞広告制作の仕事をしてたの。その商品はお店でも売ってたけど、通販でも売ってた。新聞広告は、お店で売るための支援で…
企業に対してソリューションを提案している人たちはすでにいる。ITテクノロジーを持つ人びとだ。彼らはいろんなルートでクライアントに一所懸命むかっている。WEBソリューション、システムソリューションetc…
クリエイターのみなさんは、当然”広告はモノを売るための仕組み”だってことは百も承知だったでしょう。 でも、ほんとにほんとに、そう思ってた?”モノを売る”ことを大事にしてたって言いきれる? 広告クリエイ…
”メディア事変”と題して書き連ねている最中に、電通が決算を発表した。内容は、あまりよくない。そりゃそうだよ。マス広告費がはっきり減少をはじめて、昨年度はテレビ広告費も少しだけどはっきり減少をはじめた。…
結局ね、広告にお金を出すクライアント企業は、ひいては世の中は、広告の価値=メディアの価値、と思ってたってことなんだ。そう思ってたし、広告業界もそれでいいのよ、って思ってた。クリエイターはそういう大きな…
広告業とはメディア費だ、結局、と書いたね。そうすると、クリエイターがいる”広告制作”とはどんな事業か、ということも考えたくなる。あれならない?なってよ〜。なったとして、話を進めるよ。 広告制作とはバジ…
さてクリエイターはこれからどうすればいいのか。そこ行く前に、もう少し広告費の実態を掘り下げようと思う。別にじらしてんじゃないよ。そこに、きっと次へのヒントがあるからさ。 広告代理店という業態があるよね…
どうやらいままでのテレビ広告一辺倒の広告のやり方は20世紀的なもので、それがいま変態しようとしていることがわかってきたね。 では問題は、クリエイターはどうすりゃいいのさ、ってことだ。もちろん、そんなこ…
マス広告費が減ってきた。インターネット広告費が伸びてきた。たったこれだけの話をずいぶんもったいぶって長々と書いてきちゃったかな。 インターネット広告費は販促費をとりこんで急成長してきた。2000年以降…
さて、インターネット広告費の話。 いま、何が起こっているかというと、いよいよインターネットがテレビ広告費を侵しはじめたってことなんだ。 前回見てもらったように、まだ統計数字には表れていないけど、テレビ…
さて、で、いよいよテレビ広告費の話。 前回見たように、広告費、とくにマス広告費は2000年をピークにはっきり減少している。ではテレビ広告費は? 電通発表のデータによると、2000年が確かにピークで2兆…
クリエイティブ企業改革と題するブログでなぜメディアについて書くかというと、事業としてのクリエイティブはメディアと一体になってきたからだよね。わかってるよね。 さて、クリエイティブ業界にはけっこう誤解し…