テレビ局はコンテンツ屋の意地を捨てる〜クリエイティブ維新その14〜
これから起こるのは、メディアとコンテンツの分離なんだ。 もともと、分離してはじまってもおかしくなかったんだよ。 メディアとコンテンツの分離と言うのはね。 放送事業をやる人と、その中で流す番組を作る人は…
コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ!
これから起こるのは、メディアとコンテンツの分離なんだ。 もともと、分離してはじまってもおかしくなかったんだよ。 メディアとコンテンツの分離と言うのはね。 放送事業をやる人と、その中で流す番組を作る人は…
前回、TBSの改編が大失敗らしいと書いた。 さて一方で、『Rookies』である。大ヒットである。これもTBSのひとつの姿だ。いまの実体だ。 TBSはいままでになく、”局をあげて”この映画のプロモーシ…
部下に聞いたのだが、ある日のTBSの視聴率を追っていったら、朝から晩まで視聴率が10%を超えなかったそうだ。 どひゃー! テレビ局の激変がいちばん見えちゃうのがTBSかもしれない。なにしろ、大決断でニ…
日々過ごしていると、ちょっと感じとりにくいんだけど、ドタバタ動きながらふと振り返ると、あれー?なんか世の中が変わってきているぞ、と気づいた。 ”メディア事変”はまちがいなく起こっていて、日に日に変化が…
誰と、何を、どう組むか、ってところがもはや、重要になってきていると思うんだ。 というのは、今までの世の中は垂直だった。 ここでいう垂直というのは、ずいぶん前に書いたけど、あらためて別の言い方すると、こ…
イノベーションは常に、周縁から起こる、というわりとはっきりした法則がある。 考えたら当然だ。 クルマが売れなくなってるね、って時に、だったらいままでよりさらにすごいエンジン積んだすっげえクルマつくった…
前に紹介した『次世代マーケティングプラットフォーム』の著者・湯川さん(このブログにコメント書いてくれて感激した)が紹介していた別の本があってね。さっそく買って読んでるの。『新世紀メディア論 新聞・雑誌…
しかもね、昨年度はそのちょうど真ん中でリーマンショックが起こり世界が激変した。激変したけど年度の途中の変更だからみんな慌てて調整を図った。持ってた予算を急激に使い道を変えた。使わないことにした。 そし…
例えば今の日本。2000年以降、日本経済が持ち直したかに見えたのは、輸出が伸びたせいで、世界市場、とくにアメリカが冷え込むと身動きとれなくなってしまった。 それは結局、日本企業が輸出してた、という構図…
一時期ね。 ”クール・ジャパン”とか言われてたでしょ。いわゆるオタク文化みたいなものが世界で評価されだして、いままでのエキゾチズム一辺倒の日本文化の評価のされ方が変わってきて、そんな現象を”クール・ジ…
まあこのブログはぼくを知ってる人も読んでいれば、まったく見知らぬ人も読んでいるだろうから、基本姿勢として何者かはっきりさせてこなかった。けっこう際どいこと書いてるしね。 まあ、細かいことはいいとして・…