2011年に何が起こるか?〜マス広告費の行方〜
それにしても、昨日の記事につけたグラフを見ているとあらためてすごいことになっちゃってるなあと思う。 テレビ広告費のグラフの2008年から2009年への下り坂ぶり。1900億円から1600億円へ、ジェッ...
コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ!
それにしても、昨日の記事につけたグラフを見ているとあらためてすごいことになっちゃってるなあと思う。 テレビ広告費のグラフの2008年から2009年への下り坂ぶり。1900億円から1600億円へ、ジェッ...
はい、久々に登場ですね、メディア別広告費の推移グラフ。 去年10月の記事で登場した時と少しちがう。まずインターネット広告費の数字もグラフ化してある。2005年に突如データ上に姿を現し、ぐいぐい伸びてい...
このブログで、去年の6月29日付の記事で書いたこと。ニュースサイトは、”おれの知りたいニュース”を教えてくれるようじゃないとダメだと。つまりAmazonが”おれの読...
『アバター』に刺激されてアメリカの話ばかり書いてきた。市場も収益構造も違うぞ、と。 ではヨーロッパはどおよ? これがまた、アメリカとぜんっぜんちがうんだ。 こないだもとりあげたこのサイトをもう一度みて...
『アバター』には日本の映画界は追いつけない、と前に書いた。それはホントにそうだ。市場の問題、収益配分の問題。日本映画界の現状を突き合わせると、あー無理だー!と打ちのめされるしかない。 そうやって、一度...
『アバター』をネタに書いてきた。書いてたら暗い暗〜い話ばかりになっちゃった。こりゃいかん。『アバター』をネタに、日本映画にとって明るいことも書くからね。 2つ前の記事に”まる3”...
『アバター』はすごいねと書いた。確かにそこには、映画のこれからに対するひとつの答えを見た気がする。 でも、ではそれは日本映画も共有できる答えなのかといえば、そうではないなあと思う。というか絶望してしま...
3D映画に対してぼくは懐疑的だった。疲れるし。でも『アバター』は疲れなかった。ああ、3Dってこういうことなんだ、と思った。これまでの3D映画が、ちょっと勘違いしてたんだ。3Dの価値は、飛び出すことじゃ...
去年の暮れや今年の初めに書いたことは、なかなか厳しいけど、光明が見えるような、明るいトーンを帯びていた気がする。今年一年を終えてみて、そういう明るい気分は持てなかったなあ。 メディアコンテンツ業界の住...
アメリカと日本では映画産業の中での作り手の地位や立場がちがうらしい。そうとう、根本的にちがうみたい。それは、映画とテレビの歴史のちがいによるみたいなんだね。 はい、ここで話が早い別のページを読んでくだ...
アメリカの場合、興行収入から直接作り手に還元されるらしいんだわ。 これをはっきり知ったのは『メイキング・オブ・ピクサー』という本を読んだ時だった。 この本はすごく面白くって、ピクサーという会社の生い立...
前回のシミュレーションの例は、製作費が5億円、興行収入が30億円だった。 これはものすごく幸福な例だ。どれくらい幸福なのかというと。 日本映画製作者連盟という団体が毎年1月末に、前の年の日本映画のデー...