新聞広告費とネット広告費、ついに逆転!

はい、久々に登場ですね、メディア別広告費の推移グラフ。

去年10月の記事で登場した時と少しちがう。まずインターネット広告費の数字もグラフ化してある。2005年に突如データ上に姿を現し、ぐいぐい伸びているね。

それと、2009年の実績値をこのブログの記事をもとに入れてある。テレビと新聞はぼくの予測値とほぼ一致している。

さあ、インターネット広告費の数字もグラフ化すると、2009年が広告業界の歴史上、大きなポイントだったことがくっきり浮かび上がるね。そう!インターネット広告費が新聞広告費を抜いたのだ!

“抜いた”というのは正確ではないか。インターネット広告費はほぼ横ばいだった。新聞広告費の方が勝手にぐいぐい下がっちゃったもんで逆転した、と言うのが正しいね。

前にも書いたけど、テレビ広告費が新聞広告費を抜いたのが70年代前半。それ以来、テレビと新聞は微妙にテレビに重心を移しながらも、仲良く両巨頭態勢でやって来た。それが崩れた。崩壊した。それが2009年の広告史上の出来事なんだ。これはすげえことだよ!業界のパラダイムシフトだ。政権が自民党から民主党に移ったのと同じくらいのインパクトだ。

テレビと新聞の両巨頭態勢というのは現象としてそうだったというだけでなく、日本のメディアの歴史上、政治との関わりも含めて深い意味があることだ。かなり権力や利権とも絡んでの巨頭態勢だった。それが崩れたのよ。おっきいぜ、これは。

さて上のグラフには、あえて2011年までの予測値も入れてある。むちゃくちゃ大ざっぱだけど、テレビ広告費は2010年5%ダウン、2011年10%ダウンにしてある。新聞広告費は10%ダウンが2年続くという予測。すると2011年にテレビ広告費は1兆3500億円ぐらい、新聞広告費は5200億円ぐらいになる。

ちょっと落ち過ぎ?いやいや、だいたいそんな感じだと思うよ。

え?なぜテレビ広告費は2011年に10%もダウンするのかって?それはちゃんと根拠があるんだよ。つまりね・・・とまた長くなるので続きは次回。・・・続きネタが映画産業と日経電子版とこれとで3つになっちゃった。うまく書き進められるのだろうか・・・

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