みなさん、あけましておめでとうございます。
ぼくは年賀状無精ですごく少ない人数にしか年賀状を出さないので、届いてないぞ、って人も、ここでの挨拶でご容赦ください。
さて元旦、2012年最初の記事だってことで、必要以上に肩に力の入ったことを書こう。
思えばこの数年、大晦日や年明けの記事でぼくは漠然と”変わろう”とか”はじめよう”とかアジテーションを書いてきた。でもその中身は意外に曖昧でもやもやとしていて、明確に”これ”をやると言えるものではなかった。でも今年は、きわめてはっきりとした”これ”をやると宣言するよ。
なぜならば、メディアコンテンツ界の混迷にようやく方向性が見えてきたから。やばいぞあぶないぞとか、変わるぞはじまるぞとか、ずっとそんな”予兆”的な状況だったのに対し、2011年ははっきりと”はじまった”感があるからだ。
このところ書いてきたように、テレビとネットの新しい姿がくっきりしてきた。そのキーワードはソーシャルだ。バルス祭りが顕著だったように、テレビとネットはソーシャルで融合することができたのだ。
だから、今年は、その流れをもっともっと、ぐいぐいっと加速させるために頑張ろうと思う。”ソーシャルテレビ”というものを推進する活動をどんどん展開したい。
ソーシャルテレビ推進宣言だ!
このブログを通じたメッセージでも、境塾などの活動でも、そして各種メディアなどの出演や取材を通じてでも、「ソーシャルテレビ進めましょう!」とことあるごとに発言していこうと思う。
それだけでなく、さらに具体的なこともやってみたい。団体を作ろうと思うんだ。名称は、そうねえ、”ソーシャルテレビ推進協議会”みたいなことかな?
団体といっても業界団体みたいに明確な組織ではないことにしたい。事務局だけははっきり存在している。それは、ぼく自身だ。
そして大事だと思ってるのは、会社単位での入会ではなく、個人単位で入ってもらえるようにしたい。所属会社などは明らかにしてもらうけど、その会社ではなく、個人の意志と責任で参加してもらうのだ。そして「協議会」というのは、研究会よりもう少しだけお仕事よりなムードにしたい、でもあくまで個人として”協議”に参加する、という感じ。
そうした上で、この会から世の中にメッセージをしていきたい。要望とか、提言とか、していきたいのだ。”ソーシャルテレビを推進していくためには、こんなことが必要ですよ、みんなで取り組んだ方がいいですよ、てなことを言っていきたい。
ああぼくは、こんなことをやるべきなんだな、というひとつの答えがこれです。大きな組織に所属していない、でも本なんかも出しちゃって小さな範囲だけど発言すれば耳を傾けてもらえる環境はできてきていて、イベントやるといろんな方面の皆さんと知りあってハブ的な役割も果たせるみたい。そんなぼくだからこそ、この”推進協議会”ができるし、やるべきなんじゃないかと考えたの。
どお?面白そうでしょ?
今月のうちにもう少し具体的な要項的なことを整えたいと思ってます。
そんなぼくとあなたの2012年に、乞うご期待だね!
関連記事