Huluで映画とドラマ見放題!VOD市場の破壊というか創造というか・・・

Huluが日本でもサービスを開始するのは知っていた。日本サイトがオープンした時、さっそくメール登録したしね。

そしたら昨日、9月1日に、そのメルアドにメールが来た。「日本でのサービス開始をご案内させていただきます」と。これにはびっくりした。もう少し先かと思っていたもんで。

さっそく登録してみた。月額1480円で映画とドラマが見放題。いまなら、最初の一か月は無料で視聴できるそうだ。名前とクレジットカード情報を入力すればすぐに登録完了。使いはじめることができる。

登録したら「10月1日に1480円引き落とします」と表示される。なんだよ、1か月無料じゃないのかよ。10月分が10月1日に引き落とされるってこと?ま、いいけどさ。

クレジットカードを入れたらなぜか、引落金額の欄に「2円」と表示された。なんだこりゃ?気持ち悪いから登録を躊躇。お問合せメールを出した。返事を待ってるうちに一日終わっちゃうかな?と思ってたら30分ほどで返信!手違いで2円ってでるけど引き落とされないから安心して使ってねと丁寧な文章で言ってきた。自動返信なんかじゃない。どう見ても人間がぼくのメールを読んで書いたもの。ちゃんと担当者の名前まで入っている!

ぼくはこの時、Hulu日本進出の本気度を感じた。サポート体制もちゃんと整えてるじゃん!これはHuluやる気だ!あやつら、本気で日本に攻めてきたぜ!

登録が済むと、HuluのサービスがぼくのMac上に出現した。なんてこった!すげえや、これは!

Huluがはじまったのは2008年だったそうだ。いつだったかは忘れてたけど、アメリカではじまったことはニュースになった。同じ頃Joostという動画サービスもはじまった。Joostは日本でも視聴できたのに対し、Huluは日本では見れなかった。アクセスすると、ごめんねあんたの国では見れないんだわ、というメッセージが出て切なかった。

Joostがだんだんしぼんでいったのに対し、Huluはどんどん力をつけているという噂は聞いていた。でも見れない!うーん、いったいどんなサービスなんだ?

それが今回、ようやく見れるようになったのだ。そして、いかに素晴らしいサービスかがよくわかった。ドラマも映画も見放題!それにメジャーなコンテンツばっかりだぞ!

ポイントとしては、最新の作品はあまりない。2000年代の、でも少し前の作品がほとんどだ。

とは言え、「LOST」だの「デスパレードな妻たち」だのが、第一話からフルで視聴できる。映画だって見てないのがいっぱいだ。こんなのが月1480円なら十分に安い!

「LOST」は、シーズン1はぼく一人でDVDを借りて(何度も何度もTSUTAYAに通ったもんだ!)見ていた。シーズン2からはAXNで放送されるのを家族みんなで見るようになった。なので、シーズン1を娘に見せてあげたら、ぼくのiPadを奪ってどんどん見はじめた。そうだな、彼女がまだ見てない作品をどんどん見せてあげたい!

さてHulu日本上陸は、日本の映像ビジネスにどんな影響を及ぼすだろう。これは意外に大きいなと感じた。

前に書いたように、ぼくはAppleTVを日本での発売日に即買いした。それ以来、DVDが出た映画はほとんどAppleTVで見るようになった。そこにHuluが加わると旧作はこれで十分!となってしまう。

まず、TSUTAYAに行く機会がほとんどなくなりそうだ。AppleTVを買った時点で急激に行く回数が減った。もちろんAppleTVでは見れない映画も多々あるので、例えば『キック・アス』(クロエちゃんが最高に可愛い!)はAppleTVに入っていないのでTSUTAYAに借りに行った。するとついでに旧作も借りたりしたもんだった。HuluはTSUTAYAに行く頻度をさらに大幅に減らすだろう。

それからCSの映画チャンネルも大ピンチだ。Huluは今後作品数をぐいぐい増やすだろう。CSの映画チャンネルの売りは”準新作”もしくは”乙な旧作”といったラインナップだ。わりと地味なラインナップのMOVIE+はもちろん、なかなかの作品を放送しそこそこの加入料であるSTAR CHANNELでさえおびやかす懸念がある。CSは放送なので、オンエアのタイミングをうまくつかまえないと見逃したりするのに対し、Huluはいつでも見たい時に見ることができるのだ。

他のPC上のVODサービスはどうだろう。最大級のGyaOをはじめ、多くのVODサービスにはプラスに働くのではないだろうか。これまでPCで映像視聴をあまりしなかった人々が、HuluによってVODに目覚めると思うのだ。「スパイダーマンって意外に1作目だけ見てなかったんだよね」「24をイッキ見してみたかったんだよね」そんな”ふつうの”映画やドラマの視聴層が「そんな作品が見放題ならPCでも見ていいかも」という気分になると思う。

ただ、PC上のVODも、何らかの強み(作品数が死ぬほど多いとか、あるジャンルのコンテンツは豊富だとか)がないと、厳しいだろう。そういうサービスはこれまでも厳しかっただろうから、ますますしんどくなるんじゃないかな。

ということで、結果的にHuluは日本でのVOD市場を新たに創造すると思う。日本の作品も出てくるそうだし、大きな目で見ればこれは日本の映像製作者にとってプラスに働くだろう。

・・・ところで全然話は変わるのだけど、明日(9月3日)朝の広島のラジオ番組にぼくが出演することになった。本を紹介するコーナーで『テレビは生き残れるのか』をとりあげてくれるのだ。広島のみなさん、ぜひ聞いてください。広島以外のみなさんも、後日Podcastで聴けるそうなので、その時にまた告知するね。出演することになった顛末も面白いので、その時に書くよ。・・・

出演する番組「一文字弥太郎の週末ナチュラリスト」のサイトはこちら。

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