Twitter市民革命と『FREE』とは関係している(もやもやしつつ・・・)

今日はうまくまとまったことが書けるか自信ないんだけどね。とにかくなんとか、昨日のつづきとして”Twitter市民革命”について書いてみるよ。

その前にまず今日はびっくらこいた。今日発売の週刊ダイヤモンドが『FREEの正体』という特集記事を組んでいた。そのことはTwitter上であらかじめ知ってはいたけど、やっぱり三大ビジネス誌の一角を担うダイヤモンドが『FREE』特集というのはインパクトある。1月にもツイッター特集をかましている。最近やるなあ、ダイヤモンドさん!

びっくりしたのはただ『FREE』特集を組んだからだけではない。なんと、ダイヤモンド誌のWEB版であるダイヤモンドオンライン上で「FREE特集のフリー素材集」を掲載していた。フリー素材とは記事の取材の過程で生まれる素材。インタビュー記事のフルバージョンとか、取材した際のメモとか、言葉通り記事の”素材”を公開しちゃってるのだ。

こういう”なんでもオープンにしちゃおうぜ精神”は旧来型のジャーナリズムには全くなかった行為だ。手品師がタネをばらしちゃうようなもんじゃないかな。それを”さらす”行為は確かにFREEについての特集にはふさわしい。Twitter市民にも受けが良かったみたいだ。

ダイヤモンドのような歴史も由緒もあるビジネス誌がこういう”暴挙”に出るのは迫力を感じる。次の時代に挑戦する強い覚悟を感じる。一方で、”やってみたよーん”という軽さも感じられて、It’s COOL!と称賛したい。

『FREE』はぼくも読んでいたのだけど、この特集でもう一度整理してもらえた感がありよかった。整理してもらえた中に、「あまりに違う二つのモデル」という表があった。本誌の38ページね。『FREE』単行本の263ページにあるものらしい。らしいと言うのは、読んでおきながらこんな表あったっけと思ったから。あの本は資料や事例がいっぱい出てくるからさ。

あまりに違う二つのモデルとは、従来型の事業とFREE事業の二つということ。従来型は”希少”、FREE型は”潤沢”。希少なリソースを出し惜しみして価値を高めるのが従来型で、潤沢なリソースを大盤振る舞いで無料にしちゃうのがFREE型だと。

それから、ルールという項目では”許されているもの以外はすべて禁止される”のが従来型で、”禁止されているもの以外はなんでも許される”のがFREE型。以下、社会モデルでは”父権主義”と”平等主義”、意思決定プロセスは”トップダウン”と”ボトムアップ”、マネジメント方法は”指揮統制”と”制御しない”なのだそうだ。

ぼくはこの表を見ていて、おや?と思った。この分類は何かと同じでは?それがTwitter市民革命だった。従来型の政治(経済も含む)スタイルと、Twitter市民革命の場で起ころうとしているスタイル。そっくり相似形じゃなかろうか。

しかも、利益プランの項目では”ビジネスモデル”と”これから考える”で、これも相似だと受けとめた。

佐々木俊尚さんの『マスコミは、もはや政治を語れない』の中でもブロガーたちが構想する新しい政治スタイルが出てくる。そこで唱えられている基本理念みたいなことと、『FREE』型事業はすっごく似ているんじゃないか?そしてそこには未来の切れ端みたいなものがチラチラ見えているんじゃないか?

ほーらね、やっぱりもやもやしてるな、おれ。

でもね、なんとなーくまだ感覚的に、なんだけど、Twitter市民革命には”真ん中”がないんじゃないか、真ん中が必要ない市民革命にしないと行けないんじゃないか、そう感じていたのよ。だから”父権主義”と”平等主義”の対比はなんだか近いな!ってビビッと来たわけよ。

大まかな理念とルールをしっかり共有していれば、あとはそれぞれがそれぞれの意志で勝手に動いても成立する、みたいなね。そういうのが”これから”なんじゃないか。そしてTwitterはそれを可能にするんじゃないか。

もう少し踏み込んで言うと、これからの会社組織も、そんな感じでやっていけないものか。

それぐらいすべてに渡って応用が利き、ベースにしていける気がするのですたい。

という思いつくままのコトバに身をまかせてとりとめもない内容になってしもうたわい。まあよかろう。っちゅうか、もう眠たい。むにゃむにゃ・・・あ、寝る前に予告です。もうすぐこのブログは引越すけんね。gooブログはTwitterと同時進行でやるには物足らんもんやけん。目下のところ、Livedoorに移住する予定。ブログ書きには、いい街らしいんだよね・・・

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