iPhoneはimodeを凌駕するのか?

さて土日にいじりたおしたiPhoneを、今日は当然会社に持って行った。持って行って、とりあえずぼくの仕事のやり方にびっくりするほどの変化が起きたわけではない。というか、まだよくわかんない。ただとにかく、今日はずーっと左手にiPhoneを持って過ごした。

これから買おうかなって人にはひとつ言っておくと、一日バッテリーが持つかどうか、ちょい心もとない。バッテリーが切れちゃうと他の機能はともかく、電話できなくなるわけで。乗りかえる場合はそこんとこ考えといた方がいいよ。

そいで一日中片手に持って何してたか。6割はツイッター読んでた。3割もいろんなツールでニュース読んだり株価チェックしたり。1割がメールとかゲームとか。

ツイッターもニュースも、これまではMacで読んでた。デスクにはMacが今日もちゃんと存在していたのに、iPhoneを使ってた。まあ、買ったばかりだからってのもあるんだけどさ。

iPhoneは何がミソなのだろう。ぼくが思うに、”最適化”なんじゃないかな。

典型的なのが、デフォルトでついてる”株価”というアプリ。いくつかの気になる企業を登録しておくと、リアルタイムで株価を表示してくれる。数ヶ月単位での株価推移のグラフも示してくれる。それだけ。

それだけなんだけど、株価について最低限知りたいことが凝縮されている。もっと詳しく確認したければ、PC上で読めばいいわけで。「あいた時間にちょいとだけ株価見たいんだけど」というニーズにだけ”最適化”されている。これがiPhoneの基本的なコンセプトだと言えるんじゃないかな。

“最適化”は情報の凝縮、というだけではない。デザインコンセプトも最適化されている。ここも大きなミソだ。すっきりと変に飾らす、でもなんというかセンスよくと言うか小ぎれいにと言うか。とにかく見やすい形で見せてくれる。

それから、ぼくが買う強い動機となったポイントとして、”WEBとのシームレス感”もある。これがケータイには無理なとこ。これは一種の発明だと思うな、うん。iPhoneのアプリ自体では「あいた時間にちょいと」だけ。その奥まで知りたければWEB見れば?そういう考え方なんだ。そしてそれは、決定的にベンリだ。

携帯端末での情報の見せ方が”最適化”されている。そして”WEBとシームレス”につながっている。この2点において、iPhoneはimodeを凌駕しているんだな、実は。

imodeサイトは比べてしまうと情報の見せ方として”過剰”だ。タテに長ーい画面を、ケータイのせまーい画面で見せるから、カチカチ押してスクロールさせられる。そしてWEBに飛べると言えば飛べるけど、あまり見やすくはない。シームレス感はない。

ぼくはかねがね、ケータイサイトが嫌いだった。あれやこれや、いろんなものを提示してくる。しかも、きちゃなーいデザインで。読みたい情報、とり出したいコンテンツにたどり着くのに、カチカチカチカチやらされて、なんだか心が貧しくなる感じだった。頭悪い感じ。センス悪い感じ。スマートじゃない。

それでも、imodeは日本のコンテンツ産業の大成功例だ。これがいろんなもん呑み込んじゃうのだろうと思っていた。

少なくともぼくにとって、iPhoneの考え方はimodeから乗りかえさせる強いパワーを持っていた。そして今日、ぼくはケータイでカチカチを一切やらなかった。

ぼくのパケット代は今月から、docomoからSOFTBANKに移行するのだ。そう動かしたキラーアプリはツイッターだった。そしてツイッターのコンテンツとは・・・人びとの”つぶやき”だ。

あ、なんてこった!つまりいま最強のコンテンツは、莫大な製作費のドラマでも、最高の技術を駆使したアプリケーションでも、有名占い師のありがたい啓示でもないんだ。人びとのつぶやきなんだ。”にんげん”こそが、キラーコンテンツだったんだ・・・なんかこれはすごいことなんでないかい?!

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