いろんなところと組んでみる〜メディア事変その30〜

さて前回、いままでの広告代理店は宣伝部だけとのおつきあいだった、いろんな部門からコミュニケーションの予算が生まれつつある、と書いた。

なるほど、だったら、クライアント企業に直接売込みに行こう、と考えたかもしれない。それはひとつ、正しいのだけどね。

でも、クライアント企業を直接開拓するのは並大抵ではない。広告代理店のシステムがここでもよくできてたと感心する。例えばあなたが50名くらいでやってる会社でクリエイティブを生業としていたとしよう。そうか、ぼくたちも直接クライアントを開拓しよう、って言ったって、カンタンじゃないぞ。

ドアをノックすればすぐに仕事が生まれるってわけじゃない。既存の広告代理店だって新規クライアント開拓は大変だっただろう。ましてや、ネクタイ締めてビジネスマンです、ってキャラでもない人間が、広告クリエイティブのご用はありまへんか、って言ったって、あんた誰どすか、一見さんはお引き取りあそばせ、ってことになる。

ええー?うちの会社は広告業界でも名を知られてまして、私はこんな広告で賞もいっぱいとってます、って、そんな賞、どないなもんどす?とか言われちゃう。

ぼくたちは、せまーい村で生きてきた。大きな街の市場で田舎もん丸出しで商売できない。いきなりはねー。

だから、組もう。誰かと。あらかじめ企業とのパイプを持つ誰かと。コミュニケーションの出口が宣伝部とは限らなくなってる。だったら、販促費の受皿であるどこかの企業と組む。印刷会社かもしれない。人材派遣業者かもしれない。はたまたコンサル会社かな?

そっから先は自分で考えて欲しいんだけど、企業とのパイプは、広告業界を越えたところにいっぱいあるもんだ。調べてみよう。そして、組む。組むからには、組む相手にもメリットがないといけない。そこも自分で考えてみて。あるから、考えてみれば。

垂直統合から、水平分業へ、という流れが、実はあらゆる産業に起こりつつある。やるのよ、水平分業を。・・・わっかるかなあ?・・・

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