上手に歩み寄る〜改革のペース〜

福田・小沢の党首論争を見て、子供のケンカみたいだと思った。自分で自分のこと「かわいそうなくらい」とか大人が言うのだろうか。小沢も小沢で周りが見えていない。国民が「もうそこどうでもいいよ」と感じているのがわからんか。

安易に妥協するのは大人としてまずいが、うまいところで歩み寄るのは大人として重要だろ。企業改革でもそうなんだ。

もちろん、一気にあなたの理想の形に持っていければいい。でもそうカンタンじゃないんだ人間は。頭でわかったからって明日からすべてをチェンジできない。わかってくれてるだけでも喜ぼう。「君の言ってること、わかるんだ。でもなかなかそこまで、私も部下も一気には変えられないんだよ」そう言ってくれたらもういいじゃない。だったらまずは”半分”で譲歩しよう。

わかってくれてる。と言ってくれてる。そこで満足しよう。それが大人だ。とりあえずは変えてくれるところだけ変えてもらって、その次の段階へは半年後なり一年後なりでまた進めればいい。

あ、勘違いしないでね。あくまで”わかってくれてる”から歩み寄る。分かってくれてないのに「じゃあ半分だけでも」ではダメだよ。それは妥協。

もし分かってくれてないのなら、説明の方法を変えてもう一度話す。分かってくれてないのに半分だけとか妥協しちゃうと、一年後に次のステップに進めないよ。

大人のさじ加減も難しいね。でもそんな感じで、一歩一歩、進めていくのさ。

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