こないだ @boku さんとずいぶん久しぶりにお会いした。@bokuさんとは一年ぐらい前にTwitterでやりとりして、そのあとで、「宇宙と未来のニューヒーローを目指す」会社のあの人だと気づいたのだった。
@bokuさんとのtweetのやりとりから考えて、こんな記事も書いている。「ソーシャル化で変わろうとしていること」これはけっこう重要な記事だったなあ。
ソーシャルから集合知が生まれる、とよく言われる。ホントだなあと思う。このブログも、書いているのはぼくだけど、書いていることはぼくがまったくオリジナルで考えたことでもない。あの人や、その人や、ひょっとしてあなたが言ったことがぼくの頭の中で融合したり化学反応を引き起こしたりして、何らかの文章になっているのだ。この文章にだって、どこかにあなたからの影響が含まれているのかもしれないよ。
さて話は変わるようでつながっているのだけど、「第二回・リアル境塾」を6月26日(日)に開催します。今回は、ゲストをお招きするのではなく、みんなで議論する催しにします。もともと、境塾を冗談半分に生み出した @tamarinco は「20〜30人でインタラクティブな勉強会」をやるのだとつぶやいたのだったのね。それ、やってみよう、と。
で、とりあえずその趣旨をFacebookのノートに書いた。ここをクリックすれば読める。あれ?Facebookにアカウント持ってなくても読めるのかな?
とにかくぼくと3名ぐらいの人とでパネラー役をやり、30人ぐらいで議論しようと。そんな進行がうまくいくか、わかんないし絶大なる自信もないのだけど、まあとにかくやってみようぜ、ってことで。今回はだからUstもなしで、少人数でみっちり、とやります。
議論の前提となること、基本的なメディア動向の把握やデータなどは、少しずつぼくからFacebookページ上で提供していきます。
そんな催しを考えていたら、あの有名なソーシャル青年・イケダハヤト氏がブログでこんなことを書いていた。「情報それ自体は価値が低下しており、本当に読者にとって価値があるのは情報が生み出す「コミュニティ」にある」ふーん、なんか少し関係あるぞ。
つまりね、「境塾」も、このブログを軸に生まれつつあるコミュニティなんだよね。勉強会、なんだけど、おとなしく席に座ってご高説を賜るのではなく、みんなでわいわい、あーでもないこーでもないと話しあう場。ブログを書いてて面白くなってきたのも、TwitterやFacebookを通じていろんな人の声が聞けるようになったから。それが「集合知」になっていっている。
だから境塾は塾とは言え、コミュニティであり、喫茶店のような宴会場のような。Bar Sakaiであり、サロン・ド・サカイなんだよね。
そんなつもりでね、第二回はお気楽に、でもそれなりに真剣に、議論の場をつくれればいいな、と、思うわけでした。
リアル境塾に参加しない人も、Facebookページ「SAKAIjyuku」はのぞいていって、「いいね!」ボタン押してってくださいな。
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