第二回リアル境塾・ディスカッションのための問題提議

えーっと、いよいよ26日つまり今度の日曜日に第二回・リアル境塾を開催するよ。

漠然と、さあ議論しよう!と言っても無理なので、あらかじめぼくから問題提議をしてFacebookに置いといた。でも境塾の本拠地たるこのブログにも置くべきかもね、ってんで、下にその文章を置いておくね。

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●議論を楽しむために、脳みその準備をしましょ
第二回リアル境塾では、30人程度のメンバーでインタラクティブな勉強会をします。メディアの今後について議論するわけですが、議論と言っても明確な結論を出そうとは思っていません。だから、みんなで脳みそを持ち寄ってゲームを楽しもう、という気持ちで。休日に仲間で集まってフットサルで汗をかく、みたいな軽い気持ちで集まりましょう。ゲームを楽しむためにも、前もって脳みそに準備運動をさせておきましょう。ここでは、準備運動のための問題提議をします。メディアの今後について、マーケティング・コンテンツビジネス・ジャーナリズムの3つの角度で考えましょう。

●今後のメディアとマーケティング:ソーシャルメディアはマーケティングの場になりえるのか?
フットサルの試合のように議論を楽しむために、あえてアンチテーゼ的なことをここで言ってみます。「ソーシャルメディアはほんとにマーケティングの場になるの?」と言ってみる。
「トリプルメディアマーケティング」とよく言われますよね。ペイドメディアと自社メディア、そしてアーンドメディアつまり評判を獲得する場としてソーシャルメディアが3つ目です。実際にTwitterやFacebookでの事例がセミナーなどでよく紹介され、生活者とのエンゲージメントを結ぶことが大事であり、ソーシャルメディアがそのための場所になるのだと言われます。
しかし、エンゲージメントってほんとに結ばれるものでしょうか?TwitterやFacebookでも結局実際に行われるのは、認知の獲得や、ブランドをあらためて認識させる、その程度ではないでしょうか?マーケティングに、と言って実際にはセールスの告知を狭い対象でもできるようになった、その程度なのではないの?
などという、あえていまのトレンドに逆らうようなことを言ってみました。どう反論する?それとも、同意したりして・・・(^^;

●今後のメディアとコンテンツビジネス:コンテンツが商売になるメディアは今後生まれるのか?
テレビがつまらなくなったと言われます。実際、同じようなタレントがでる、同じような企画の番組だらけかもしれません。先週は、某テレビ局プロデューサー氏の「ゴールデンタイムが全局で視聴率一桁になった」というつぶやきが話題になりました。
テレビという場ではもう、魅力的なコンテンツは生み出せないのかもしれません。・・・でも、テレビに限らず、旧来型のメディア以外で、コンテンツはビジネスとして成立するのでしょうか?よく言われるように、WEB上のコンテンツは無料だ、という人々の認識はすっかり定着してしまいました。ケータイはうまくサイト運営ができればビジネス化できてきました。でも、スマートフォンになってケータイコンテンツ事業者は困り果てています。androidマーケットは、Googleがやる気を見せてくれず、あまりにも野放図な場になってしまっています。
また、スマートフォン用のアプリ市場ではゲームが主流になっていき、これまでの感覚のエンタテイメント、映画やテレビ番組のようなものはふさわしい商品ではなくなるのかもしれません。その結果として、ハリウッドの生み出す映画やドラマさえあればよくて、他の国はコンテンツビジネスが消滅してしまうのかもしれない。
そんなことないのでしょうか?いや、そんなことない!こうすれば将来のメディア構造にふさわしいコンテンツビジネスが成立するはずだ!なんて勇ましい意見、あります?

●今後のメディアとジャーナリズム:ジャーナリズムは必要なくなりはしないだろうか?
コンテンツビジネスと大きく分けると近いけれども存在意義がかなりちがうのが、ジャーナリズムでしょう。そしてジャーナリズムこそがメディアの原点かもしれません。
19世紀から20世紀の、いわゆる近代民主国家の成立と発展にとって、新聞は大きな役割を担ってきました。市民が誰でも政治を語ることができ、参加できるようになったのは、新聞をはじめとするジャーナリズムのおかげです。もっと言えば、革命などが起こって民主国家が成立し国民がひとつになる上でも、新聞は重要でした。
ところが新聞はそのビジネスモデルがどうやら時代に合わなくなっているようです。新聞だけではなく、雑誌やテレビでもジャーナリズムは存在意義が感じられなくなりつつあるようです。
でも一方で、最近よく言われるように、「一次情報」としてのマスメディアは重要です。ニュース価値のある情報を集めたり、ニュースとなるかを判断したりする、信頼性のある機関は必要なのです。もちろんそれはネット上でも作れますし、ニコニコ動画は最近ニュースに力を入れています。でもジャーナリズムはもともとお金が儲けにくい分野で、存続可能かどうかわかりません。とくに「調査報道」は難しいでしょう。
果たしてジャーナリズムは今後、残っていくのか。残るのなら、どんな形態なのか。いやそもそも、ジャーナリズムそのものがもう、必要ではなくなっているのでしょうか。・・・あなたは、どう思いますか?

・・・3つの分野、それぞれちょっと書きすぎた気もしますが、以上はぼくの意見というより、あえてある角度で考えを述べたものです。実際、人間はひとりの中でいろんな角度の意見を持つものだと思います。だから、当日は「今日はこういう立場でしゃべってみようかな」という感じでいいと思います。最初から特定の意見に凝り固まって、その立場が負けたら馬鹿にされる、ということではないと思います。だから、ゲーム。今日は青組でプレイする、次回は赤組?てな感じで、いいのではないかな?

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このディスカッションはUstはしないけど、何らかの形でFacebookページ「SAKAIjyuku」などでサマリーを置くなどするので、いまのうちに「いいね!」」しといてね。

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