「第一回・リアル境塾」セルフレビュー4「垂直統合のおしまい」

「第一回・リアル境塾」の自分レビューを書いてきたけど、一週間過ぎちゃったしそろそろ終わりにしないとね。

もっとも、話は尽きないのだけれど。セルフレビューに書いてきた流れで言うと、結論として出てくるのは「メディアコンテンツ業界で、垂直統合の時代はおしまいだね」ということになるのかも。

どうしてマスメディアがビジネスとして難しくなるかと言うと、垂直統合だからだ。成長期は、つまり20世紀は垂直統合だからこそ伸びてきた、発展してきた。

テレビ局で言うと、番組制作の部分と電波でそれを送り届ける部分と、一緒にやって来たからよかった。でもこれからはそれだと逆にしんどいね、ということ。アメリカは70年代にそこ、分離したんだよね。

制作と配信を分けると、テレビ局として残るのは配信の方だね。制作は、あまたの制作会社と対等に並ぶ立場になる。制作と配信はだから、別の会社になるだろう。TBSはすでにそうなってる。でも同じHDにぶら下がるグループになってるのがかえって中途半端なのかもしれない。

話は戻るけど、そういう垂直統合が崩れると出てくるのが、モジュール型。プラットフォームとモジュール、というセルフレビュー1の話に戻るわけ。テレビ放送で言うと、配信がプラットフォームで制作はモジュールのひとつになるよ、ということ。

これまで垂直統合だった。だからメディア企業=コンテンツ企業だった。テレビ放送があるから、番組制作があった。新聞メディアがあるから編集者や記者が記事を作った。でもよーく考えたらそこ、分けて考えてもよかった。本質的には別もんだった。でもこれまでは新聞記事ができたら新聞に載せるに決まってたから、一緒でよかった。

インターネットが”メディア”と少しちがうのは、そこんとこ崩しちゃったこと。何でも乗っかる。だから、新聞記事は新聞にもネットにも載るようになった。テレビ番組はテレビ放送にものっかるけどインターネットで流すことも可能(理論上)。そんなこんなで、あれ?ってことになった。テレビ番組ってテレビ放送で流すに決まってる・・・とも言えないよね・・・となってきた。だったら分けて考えた方がいいの?←イマココ、という状態。

「いいの?」がイマココなので、もんのすごい過渡期だってことだね。たぶん5〜10年ぐらいかけて「いいの?」が「いいの!」になっていくんだろう。

前回、テキスト以外でポートフォリオは成立するの?ってとこで終わっちゃったけど、その5〜10年ぐらいの間に「成立するの!」になっていくのだと思う。インターネットがコンテンツを無料にした、のではない。インターネットがコンテンツを無料にした時代を経て、有料もありだね、になっていく。絶対そうなる。なぜならばぼくたちはコンテンツが必要だからだ。必要なものには必ず経済価値がひっついてくるからだ。

ただ、時間がかかるし、ぼくたちがそれまで持ちこたえられるの?ってのはある。10年経ったら、日本人が楽しむコンテンツの7割はハリウッドか中国産だ、なんて可能性も十分にあるだろう。

・・・「リアル境塾」のレビューからずいぶん外れちゃったね。なはは・・・

さて、このレビューとは別に、「第一回・リアル境塾」では反省点や、もっとこうしてみようか、って部分がいっぱいある。決して進行が抜群によかったとは言わない。何しろぼくが緊張した上に、佐々木さんリスペクトが出過ぎた感はある。用意したスライドと時間を気にしまくっちゃって、結果的にはグッドな進行とは言えなかった。そこは猛省。

一方で、もうちょっと参加感あるやり方、あるよなあ、と感じた。質疑応答が短かったね、とも思ったし、全編質疑応答でもいいのかもしれない、とも思った。

今後のやり方とか、そもそもの境塾の理念とか、これからFBページも使ってみんなにも伝えていくので、要チェックだぜ。非常に重要なことに気づいたのだけど、Facebookで漢字で「境塾」と検索しても出てこない。ローマ字で登録してあるわけなので、「SAKAIjyuku」で検索してみて。というか、このリンクをクリックすればいいのだけどね。せっかくだから、「いいね!」ボタン押してってね!

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