スマートフォンは爆発するけど、タブレットはどうだろう?

今年のこのブログ最大のシリーズは、どう見てもiPadについての記事群だった。我ながらよく頑張ったというか盛り上がったというか。

カテゴリーで言っても「iPadから見えるコンテンツの未来」で40本書いて、それだけじゃ済まずに「iPad Messages」とカテゴリーを別に立てて18本書いている。ちゃんと数えてないけど、今年書いた記事の半分ぐらいはiPad関連ではないかな。

アクセス数でも多かった。iPadについて検索して読んでくれる人も多かったみたいだ。それに何と言っても「電子雑誌はPDFじゃダメなんだよ!」と題した記事はものすごく読まれたようだ。gooブログはアクセス解析でも、特定のページのアクセス累計なんて気の利いた分析は出してくれない。だからこの記事がどれくらい読まれたのかわからない。でも毎日のアクセス分析で、最新記事の次とかその次とかで読まれているのは最近もこの記事だったりする。

それくらいiPad熱が上がった。とくに夏は最高潮だった。

でも秋が来て冬になると・・・おや?という感じになった。こないだリアルでも初めて会った@elllll(ellyとも言う)も、ぼくがiPadについて盛んに書いてた頃は、彼女もiPadに夢中だったそうだ。で、最近は?と聞くと口ごもっていた(笑)。熱が冷めたのだろうか。

世の中全体としても、iPad熱は秋あたりから急激に下がった気がする。

実際、アメリカでは700万台売れたとか、もっとだとか、とにかく大きな数字が乱れ飛んでいるのに比べて、日本ではグッと少ないようだ。人口比からいって1/3売れていてもおかしくないけど、どうやら100万台はおろか、20万台とか30万台とか、そんなレベルらしい。

ひとつにはやはり、日本語のコンテンツが少ないからだろう。とくに新聞雑誌の電子版はアメリカに比べると少ないと思う。

これは致し方ない。日本の出版業界がどうのこうの言う前に、日本はアメリカじゃないからジョブズがいない、というのが大きいんじゃないか。ジョブズはプレゼンして回ったそうなのだ。出版業界を動かそうと頑張ったのだ。でもあくまでアメリカで。そういう営業努力(?)が大事だったりする。

そうして結局、卵が先か鶏が先か、という状態になる。iPadが売れたらコンテンツが増えるだろう。コンテンツが増えたらiPadが売れるだろう。んー、どっちが先なんだ?いまはそんな状況だろう。

では来年はもっと伸びるのだろうか。日本でのiPad元年は本国アメリカに一年遅れて2011年、ということだろうか。あるいは、GalaxyTabやGalapagosなどが続々出るので、タブレット端末全体が来年は伸びるよ、となるのだろうか。

ぼくの予想では、タブレットが本格的に伸びて、そこが”コンテンツ市場”になるのは、来年の後半からだと思う。

というのは、タブレットのよさは、スマートフォンのよさを知ってから、になってしまうからだ。なにしろ、ぼくがそうだった。

iPhoneを買った2月。そして3月4月5月と、一日中いじっていた。移動中や会社ではもちろん、帰宅後もiPhoneをいじりたおしていた。ただ、疲れもした。とくに45歳を過ぎてからは老眼がぐいぐい来てるので、小さい液晶を見つめ続けるのは大変だった。

そして5月末にiPadを手に入れた。それからはもう、帰宅後はiPadだ。ずーっとiPad。会社でも打合せにiPadを持ち歩く。外出時だけはiPhoneを使うけどね。

これがいきなりiPadだと、なかなかなじめないんじゃないだろうか。

それで、どうして来年後半からだと予測するかと言えば、スマートフォンのビッグバンがまず来年5月に起こるからだ。これはもうまちがいないと思う。いまもかなりの種類のスマートフォンが出てはいるが、まだまだ選びにくいと思う。それが5月にホントにどかんと多様な機種が出るから、そこでようやく”どいつもこいつもスマートフォン”状態になるはずだ。

それを受けて、今度は「これ面白いけどもっと大きいのがいいな」というニーズが高まるだろう。その時ようやく、タブレット型が本格的に普及するのだ。

なーんてね、ぼくは本来、こういう予想をするタイプじゃないんだけど、ちょっと考えてみたよ。当たるかなあ?

まあでも、来年はスマートフォンとともにタブレットも伸びる、スマートデバイス本格元年になるはずだ。iPadちょっと飽きたな、という皆さんも、そんなこと言ってる場合じゃないぞ。乗り遅れちゃうぞ。ellyも、オウケイ?

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コメント

  1. オウケイさ!まあ今、熱は 平熱以下だけど、盛り返します、きっと。(いつも投稿出来ないから、今日はiPadから書き込んでみてるんですけど、うまくいくかしら?)

  2. 自宅でPCを触ることが激減しました。寝室、リビング、キッチン、どこにいてもiPadと一緒です。ケイタイ(ガラケー&iPhone)は、バッグと一緒に何処かへ置きっ放し。眼が大人の証かもしれませんが、最近の調査で、若年層がPC離れしている理由(起動が面倒、携帯でじゅうぶん)に通じるものがあると思っています。softbankの“iPad実質ゼロ円キャンペーン”でかわりますかね。。。

  3. メディア開発の身だから言えるのですが、iPadが町内会の「電子回覧板」だったら、小学校の運動会動画の記事まで載っているから、皆が楽しみながら必ず閲覧する様になると計算が立ちます。地域広告をここにちょっと載せれば元は取れるでしょう。情報社会では当たり前の風景です。今、1番有名な武雄市の樋渡市長様にも機会があったら提案してみようかなあ・・

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