60年代生まれは『RAILWAYS』を観るべし!〜公私混同的オススメ文〜

今日、帰宅したらiPadが届いているはず。だから早く帰りたいのだけど、そうはいかない。今晩20時から『RAILWAYS』のUst特番をやることになってしまったのだ。なってしまったというか、自分が言い出したのだから、その場にいないわけにはいかない。映画の最初の38分間を丸々Ustで放送しちゃう。公開前の映画を一部とは言えダダ漏れするなんて、たぶんかつてないことだよ。

前回のこのブログで、そういう”会社のこと”をTwitter上でつぶやきながらふと、それは「会社と関係なく書いてた」はずのブログやTwitter上でのポリシーに反してないか?と自問自答したのだけど、思いのほかTwitterでみなさんから、そんなのどうせそうなっちゃうんだからいいんだよ、てなRTをいっぱいもらった。なんかホッとしたよ、みなさん。

で、だったら公私混同満々に『RAILWAYS』のことを書いちゃおうと思った。ぼくがどうして『RAILWAYS』のプロモーションをUstでやろうと思い立ったかというと、実は会社のためというより、この映画いろんな人に観てほしいと思ったからなのだ。公私混同をさらに逆にひっくり返した気持ちがモチベーションだったわけ。

前にぼくは、40代はTwitterで組織から解き放たれようぜ、と書いた。『RAILWAYS』はまさしくそんな物語なのだ。

ある大企業の、次期取締役が約束されたエリートサラリーマンが、いろいろあって電車の運転士になっちゃう。それは子供の頃の夢だったから。簡単に言うとそんな話。だから鉄道大好きな人たちがまず観に来てくれると思うのだけど、鉄道に興味ない人にも楽しめる物語なのだ。だって40代の、つまり60年代生まれの皆さんなら、あ、これは俺の物語じゃないか、と感じてもらえるはずだから。

年に何十本も映画を見るような人だと、物足りないところもあるかもしれない。あまりクロウト受けしそうなタイプじゃないかも。でもそういう映画批評的に観るより、”俺の人生と重ね合わせたらどうよ”という視点で観てほしい。そしたら重なりまくるだろうから。

ぼくたち60年代生まれは、この先どうなっちゃうのか。例えばJALは他人事じゃないだろう。ああいうことが、これから十年ぐらいの間に、あらゆる組織で起こるのだと、ぼくたちはすでに予想しているわけだ。団塊の世代は全部持って豊かな老後に入ろうとしている。そのあとを追いかけてきたぼくたちは、そこにぺんぺん草しか生えてないことがわかってきた。

もう収入は上がらないし、それどころか下がるらしいし、年金はもう当てにできないし、というか会社っていろいろ我慢してたら定年まで存在し続けると言われて耐えてきたのに、そうとは限らなくなっちゃったらしい。だったらぼくたち、何のために我慢してきたの?

『RAILWAYS』はそんなぼくたちに、こう話しかけてくる。もうさあ、我慢なんかしなくていいんじゃないの?何やってたって何がどうなるのかわかんないんだよ。もう誰も何も保証してくれないんだよ。だったら、やりたいことやるしかないよ。やりたいことやっていいんだよ。子供の頃の夢とかさ、いまさらかなえたい、とか言っていいんだよ。ぜんぜんその方が健全なんだよ。

言ってみれば、『RAILWAYS』は高度成長が否定してきたことを、全肯定している物語なのだ。地方より東京の方がいい。中小企業より大企業の方がいい。出世しないより出世する方が断然いい。それを実現するには、夢とか言ってちゃダメだし、家族と過ごせなくなるのは仕方ない。高度成長はそんなメッセージをずっと投げかけてきた。『RAILWAYS』はそれをすべて逆さまにしたメッセージに包まれている。そんなんじゃ結局、本人も家族も幸せじゃなかった、楽しくなかったんじゃないの?と語りかけてくるんだ。

なるほど!よし、劇場で観よう!そう決めちゃった人は、Ust特番は観ない方がいいかもしれない。やっぱり映画は劇場で見るのがいちばんだからね。うーん、どうなのかなあ、面白そうな気はしてきたけど・・って感じなら、今晩20時にPCで観てみてくださいな。そういうお試し視聴のために、Ustがいいんじゃないかと思ったわけで。

まあ、本編をみなくても、そのあとの対談だけ観てもいいかも。20時40分ぐらいから。どんどん話が脱線していくんだろうなあ・・・その方が面白いのだろうけどね・・・

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コメント

  1. こんにちわ、初めまして、“Ipadはテレビに代わるか”とググッてやって来ました。生きのいいブログですね。>豊かで何でも持ってる(しかも日本が大嫌い…キライなんですよ、あの人達、好きな少数派もいますが)団塊世代…が…菅とかいうシャカイシュギのとっつあんを、ついには首相にして、私達から(あ、すみません60年代生まれです)根こそぎ奪いとり、中韓に売り飛ばそうとしているのが悔しくてなりません。Twitterは電通とズブズブで、今回の選挙には使えない、「ブログは使えて、ミニブログは使えない…なんてバカじゃないの!?」とホリエモンさんも言ってます。私達には煌びやかな未来はないかもしれないけれど、おっしゃる通り後進の若者、子供達にバラックでも何でもいいから建ててあげて、せめて焼け野原を草の目が生えるくらい整地ぐらいしてあげなければならないのに…。えーと、何を書こうとしていたのか、、、そうだ、民主党は放送法改正案とか、DPIやろう!とか妙なことばかりやっていて、電波(通信)にも縛りをつけようとしています。いくら先端技術があっても法律でがんじがらめになって検閲を通った情報しか手に入らないなら意味がありません‥‥もしかして、こちら、政治の話はNGでしたか?…でも始めてしまったので続けます。今、日本は民主党のおかげでガタガタです(強行採決された、異様な法案の数々をチェックしてみて下さい。)とにかくあの人達をのさばらせないこと…私も“これ”と言う立候補者がいなくても自民に入れます。強制はできませんが、子供達の未来の為にも、国益を失うことに邁進する党には早く降りてもらはねばなりません。前回(衆院選)の政権交代劇は情弱さん達(情報源は新聞とテレビ)が、マスメディアの自民叩きに煽られて、たくさん民主に入れたせいですよね?日本を真赤な国にしてはならない(もう半分なりかけてますが)と思うのです。長々と大変失礼しました。お気を悪くされたら申しわけありません。※テレビ、キー局は電波利権を手放し、CSと同位置になるべきです。携帯を安価にするためにも、コンテンツ制作者のためにも。

  2. 通りすがりです。さん、コメントどうもです。このブログではごくたまに政治についても書いているので、NGってことはないのですが、あまりにも多くについて書いてらして、何を言えばいいのかわかりません。これは嫌味ではなく、ご自分でもブログを書かれてはいかがでしょうか。それをもとに意見のやりとりをした方が、言葉を交わす甲斐が出てくると思います。あるいはTwitterで話しかけてもらうとか。そういう時代なんだと思いますよ。

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