iPhoneでユビキタス化されたら何がどうなっていくのか?・・・

というわけで、今日もiPhoneについて書くよ。

ほんと、iPhoneで生活が変わったんよ。変わったことはいっぱいあるんだけど、まずテレビを見る時間が減った。オリンピックもほとんど見てない。ごめんね、非国民で。

それから当然だけどいままでのケータイは電話以外で使わなくなった。これは皮肉だね。電話もできるからi”Phone”なのに、電話は相変わらずドコモだ。でもそういう人、多いんじゃない?

ものすごくささいなことだけど、ものすごくうれしかったこととして、料理がベンリになった。いやほんとにささいなことから書いて申し訳ないけどさ。

ぼくは土日はけっこう料理をするのね。レシピをWEBで検索して、材料と作り方をコピペしてケータイにメールで送って、買物の際や料理する際にそれ見ながらやってた。持ち歩けるのはベンリだったけど、ケータイの画面でクリクリ見るのは面倒だった。

iPhoneのメール画面は携帯メールより広い、だけでなく、htmlメールもhtmlで読める。そうすると、レシピページの画面がそのままコピペできる感覚になる。それに、材料と作り方の箇所を行ったり来たりも、すごくスムーズ!もちろんレシピページをWEBとしてブラウズもできる。そんなことが感激なのだった。iPhoneはそんな風に、すべてがWEBっぽい。携帯サイトのあのきちゃない不便な画面はもうおさらばじゃよ。

いかん、もっと本質に迫ろう。

ユビキタスって言葉があるでしょ。iPhoneを持って、ああこれがユビキタスってことなんだなと感じる。よくできてるなあと思うのが、通信をWiFiと3G(携帯通信ね)とで都合よく切り替えてくれるとこ。自宅にはAirMacが入ってるので、家ではWiFiでサクサク。電車に乗ると3GでWiFiほどサクサクしないけど、それなりの速度。会社はまたWiFiでサクサク。WiFiは一度つなぐと憶えていてくれて家に変えると勝手にWiFiの電波につないでくれる。そんな感じだから、意識せずとも常に”つながってる”生活ができる。

そんな状態で何をするのかと言うと、簡単に言えば”情報収集”。そのほとんどがTwitterとRSSなの。つまり、いろんな人の”つぶやき”と、いろんな人のブログが情報源。それでテレビや新聞を読まなくても世の中で起こっていることが把握できる。把握できるだけでなく、ぼくにとって興味のある領域に絞り込まれた情報を、マスメディアから得るより深く知ることができる。

池田信夫さんのブログを読みはじめた頃から、テレビや新聞よりブロガーの方がよほど物知りだなと感じるようになった。Twitterをはじめてからその感覚が加速した。ぼくがフォローしているのはほんの30人くらいだけど、情報感度と見識に優れた人たちがいっぱいいる。その人たちのつぶやきや、ブログページの紹介などを読んでいるだけで、すごく賢くなれる。たった30人でも追いかけるだけで大変なほどだ。

そいでね、ここからちょっと漠然としちゃうかもしれないんだけど、いま感じていることがあってさ。

iPhoneでユビキタス化されたぼくは、世界と四六時中つながっているわけだけど、つながっているのは”個人”の集積なんだなあと。ユビキタス状態のぼくにとって大事なのは”個人”になってきたってわけ。

これはさあ、2010年といういま、”そういう状況”がもたらされている、ということで、すごくいいタイミングでiPhoneとTwitterという、互いに関係なく生まれたはずの機能がこなれてきたってことだと思う。ぼくみたいな典型的アーリーマジョリティ(なんかいわゆる流行ってきたなと感じたら飛びついちゃうミーハー)が、この2つに同じタイミングで手を出したと。ってことは、これから数年ぐらいでマジョリティに浸透していくのだろうなと。そういうタイミングが2010年なんだね。

さらにね、もう一歩踏み込んだことを書くとね。その同じタイミングで、”既存のシステム”が壊れつつある、と。これもすごいどえらいシンクロニシティなんじゃないだろうか。ここで言う”既存のシステム”とは”ぜんぶ”のことなんだけどね。明日発売の東洋経済の特集が『新聞テレビ断末魔』だってこととか、トヨタが世界中でリコールしたり、キリンとサントリーの経営統合がご破算になったり、小沢一郎の立場が危うくなったり・・・とかね。

で、ぼくはその同じタイミングで佐々木俊尚さんの『ネットがあれば履歴書はいらない』を読んでいる。これも、iPhoneやTwitterとも、『新聞テレビ断末魔』とも、つながっているんだ。深く関係しているんだ。

ぜえぜえ、ようやく書きたかったことの入口にたどり着いたら、もう文章作成脳幹が息切れし出した。つづきは、明日ね。あ、もう絶対、明日書くから。けっこう大事なところだからさ・・・

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コメント

  1. タイトルのバックのあれ、filofaxじゃなくevernoteなどにしてはいかがでしょう。時代はすでに動いています。

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