雑誌はBS番組になったら?〜クリエイティブ維新その25〜

動画の活用、というとWEBってことでしょ、ってことになる。それはまず、そうなんだけど。

あとさあ、BSってのもどうすか?BSで番組やるの。ここで言うBSっていうのはもちろん、テレビ放送のBSね。

地デジが例の鹿の活躍などもあって?ぐいぐい進んでいる。地デジが、などと言わなくても、とにかくいまテレビを買い替えると地デジにならざるをえないわけ。するとね、特別なことしなくても、リモコン一発でBS放送が視聴できる。

BSの問題、課題はまたいずれ書くとして、ここで画期的なのはBSがふつうに視聴できる家庭がどんどん増えていることだ。

で、そうは言ってもまだまだBSは手を出しやすいテレビ放送。番組も足りなくて各社悩んでいるにちがいない。

ところで、前回ぼくはMen’s EXというビジネスマン向けファッション誌を時々買う、と書いた。

もしね、BSで毎週Men’s EXが”番組として”放送されたら・・・うん、けっこう見るだろうなあ。紙の雑誌の方の特集に合わせて、”この靴が買いだ”とか”クールビズ応用編”みたいな内容だったら、そしてその番組にはちゃーんとMen’s EXらしさが反映されていたら、うんうん、けっこう見るよ、たぶん。

番組を見ると雑誌本体も買いたくなるかも。今月号は買わないでいいかあ、と思ってたけど、そうかあ靴の特集かあ、などと番組を見てるうちに、やっぱ雑誌の方も買っちゃおう、と思うかも。そいでもって、WEBでも放送に収まり切れなかった映像を視聴できたら、やっぱ見るかも。

BSの欠点として、”番組表”が頭の中に入っていない、というのがある。地上波なら、だいたい、どの局で何曜日の何時にドラマやってるとかニュースやってるとか、知ってるでしょ?BSはぜんぜんわからない。

でも、自分の好きな雑誌の番組が”毎週土曜日午前11時から”とか言われたら、見るよ、たぶん。

さてそうすることで何が雑誌にいいかと言うと、クロスメディアの広告プラットフォームになるわけ。前年比で6割とか7割とか減っているらしい広告収入を、そういう形で補えないか。あわよくば、前よりプラスにできないか。

少なくとも、補えはするんじゃないかなあ。プラスにできるかは、やってみる価値あるんじゃないかなあ。

絶対うまく行くのかあ?!なーんて問い詰めないでね。無責任に言ってるだけだからさあ。

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コメント

  1. こんにちはーその節はごちそうさまでしたーその後ぽつぽつ仕事して、今は一段落、ほっとしているとこです。一個は大御所スター出演のちょっとした仕事でした。大御所スターにも価格破壊が起きてましたよ!あと、いま、雑誌の人とまずはyoutubeからということで何やらやってるんですけど進行悪すぎですよ、紙の人たちの映像作り。雑誌の人って紙への愛とプライドと執着心ありすぎてだるい〜って思ってるところにこのブログだったのでぐち書き込んじゃいましたー。ではでは、また。

  2. 遊子くん、こんちは。書き込みありがとう。知らない人の書き込みもあれば知ってる人の書き込みもあるのがブログの面白さだなあ。そうですか。紙の人は紙への愛とプライドがありすぎですか。それは結局、みんな同じなんだよね。紙の人は紙への、映像の人は映像への、電波の人は電波への、言葉の人は言葉への、そしてネットの人はネットへの、愛とプライドがありすぎ。もちろん、愛とプライドがないとプロフェッショナルじゃないしね。そこが痛いね。みーんな、そういうの、とっぱらえたら平和になるんだけどなー。

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