大げさに言えば、中海テレビはすべてのメディアのモデルになるケーブル局だと思う
放送業界のアカデミー賞とも言えるギャラクシー賞の報道活動部門で今年、大賞を受賞したのは並み居る地上波局ではなく鳥取県米子市のケーブルテレビ局、中海テレビだった。私は、おおさすがギャラクシー賞!と感心し…
コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ!
放送業界のアカデミー賞とも言えるギャラクシー賞の報道活動部門で今年、大賞を受賞したのは並み居る地上波局ではなく鳥取県米子市のケーブルテレビ局、中海テレビだった。私は、おおさすがギャラクシー賞!と感心し…
あらためて思い知ったハリウッドシリーズ大作の奥行きとスケールの大きさ 連休中に映画館で「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観た。ご存知の通り、マーベルコミックのヒーローが総動員されて壮大な戦いを繰り広げ…
でね、3D映画を観に行ったんだ。『クリスマス・キャロル』by ロバート・ゼメキス。中二の息子と小五の娘を誘ったら、めずらしく二人ともノってくれた。でも決して「うん、行く!行きたい!」と強く反応したわけ…
メディアがデフレでクリエイティブもデフレだ~、ということを書いている。その真相に迫りたいと、いろいろ頭をめぐらせてみた。うーん、こういうことなんでねえ?と思えるモデル図をつくってみたぞ。インターネット…
はい、見てください。数字も読めますか? どこもかしこも、マイナスだらけ。暗くなるねー。 少し注釈を加えると、フジとTBSは”HD”ってなってるね。この二つのテレビ局はえーっと、…
クリエイティブのデフレ、って何のことかと言うとね。 例えば映画だ。今年になっていよいよ洋画より邦画だね、という状況が続いている。ほんの数年前まで日本映画が興行ランキングのトップになるとびっくりしたもの…
例えば加藤和彦が亡くなった。 加藤和彦といって若い人は「で、何か?」って感じなのかもしれない。 小学校の時フォーククルセイダーズの「帰ってきたヨッパライ」を聞いて単純に面白がっていた。数年後、中三の時…
「業界構造を変えたいんですよ」と、ぼくより10歳ぐらい若いその人が堂々と言ったのだ。かなり大きな、この不況でも成長している会社で、けっこうな立場を築いていた人なのに。じゃあ、また別の大きな会社に行くの…
ギョーカイについて長々と続けちゃったけど、9月24日のエントリーで”日本国のことを書いていくよ”と宣言していた。そういう方向修正をするよ。 池田信夫さんの『希望を捨てる勇気』と…
再生のギョーカイその2のグラフを見ながらテレビ広告について書いてきた。テレビはバブル崩壊後もあまり落ち込んでこなかったから危機感が薄かったんでない?という趣旨。 しかし、もう一度グラフを見ていると、も…
前にも書いたように、80年代はテレビ広告費と新聞広告費は差が少なく、足並みを揃えて成長してきた。それが90年代、バブル崩壊後に変わってきた。どちらも落ち込んだけど、新聞広告費はガクンと落ち込んだ。その…
前回のグラフを自分でつくってみて、いちばん驚いたのが80年代の部分だ。テレビ広告費と新聞広告費の比率が1.1対1程度だったこと。ぼくがこういう数字に敏感になったのはほんの最近、ここ数年で、だから200…