クリエイティブビジネス論はこう読め

このブログには最近、いろんな方が訪れてくれるようになったようだ。突然来てみて、あとはどこを読めば面白いのかな、という方のために、大まかな内容を解説しておこうと思う。

ぼくが何者かについては、左のプロフィール欄などでだいたいわかる通り。長らくクリエイティブ業界で働いてきて、いまは映像を作る会社でぼくたちの未来を考えている。自分自身は広告制作がメインだったけど、広くメディアコンテンツの世界について考えたり調べたりしてきた。その問題点や解決の方向性を探ろうというのがこの”クリエイティブビジネス論”の大まかな趣旨だ。

もっと言うと、これまでどこか、コンテンツがメディアに従属的だったのが、いま変わろうとしている。だからと言ってコンテンツの作り手が優位に立とうとしているわけでもない。そこがややこしい。そのややこしさを解きほぐし、何がどうなっていくのかを語るブログなのだ。

iPadをはじめとするタブレット端末、さらにはスマートデバイスによってメディアとコンテンツが大きな変化をしようとしている。このところの、このブログでの話題もそこが中心になっている。

iPadを手にして以来、その特性やコンテンツのあるべき姿について長らく書いてきた。それがこのカテゴリーだ。
     「iPadから見えるコンテンツの未来・その1〜その10」
     「iPadから見えるコンテンツの未来・その11〜その25」
     「iPadから見えるコンテンツの未来・その26〜プラスいくつか」
順番に読んでいくと、iPadについてだんだん理解したり発見したり興奮したりする様子が我ながらかわいい。それから、ぼくとしてはこの中でも、”プラスいくつか”とした最後の方の記事が気に入ってるんだけどね。かなり情緒的な内容だけど。

これに続いて、いま書き進めているのがこれ。iPadについての最新情報に基づいた最新感想を書いている。
     「iPad Messages」

一方で、今後のメディアコンテンツ産業のひとつの方向性として、海外市場に出るべきだという主張も書いている。
     「おいらとあんたの世界戦略」
なんで”おいらとあんた”なのかは、読んでいくとわかるよ。

あとは、分類不能な記事を、こういうカテゴリーにしちゃっている。佐々木俊尚さんの本についてとかも。
     「メディアの現在未来」

それから、今後のメディアコンテンツ界の行く末の中でも、広告と映像ソフトについてがいちばん気になる。そこを考えていっているのがこの2つのカテゴリー。
     「広告の新たな地平線」
     「VODに未来はあるのか」

それから、自分のソーシャル体験を”焼け跡”をキーワードに語ったのがこのカテゴリー。この辺から、新しい人たちとの出会いがTwitter上も含めてはじまったんだった。
     「焼け跡ブログ」

映画好きの人、映画関係の人にぜひ読んでほしいのが、これ。長年考えたり調べたりしたことがまとまっている。
     「日本映画産業論」

という、半分は自分のためなんだけど、整理してみました。興味わいたら、昔の記事もぜひ読んでねー!

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