昨日は著作『テレビは生き残れるのか』(ここをクリックすればアマゾンのページに飛びます)について書いた。
もうひとつ、しつこいけどお伝えしておきたいのが、第三回リアル境塾「アナログ停波まつり」を7月24日16時から開催するよ、というお知らせ。『スマートテレビで何が変わるか』の山崎秀夫さんと『ネットテレビの衝撃』の志村一隆さんをゲストにお招きし、三人で地デジ完成後のテレビについて語ろうというもの。
この連休で締め切っちゃうので、このページの案内を読んで、下の方から申し込みフォームをクリックしてください。
このイベントの内容としては当然、テレビについての話なのだけど、うまく盛り上がればもっと話を広げてもいいかなと思っている。
メディアについて考えることは、自由について考えることに近いんじゃないかと思うんだ。
メディアというのはビジネスの場、マーケティングの場である前に、表現物の受け皿、掲載場所なんだ。文章であれ、写真やイラストであれ、そして映像であれ、何らかの表現物を置く場所であり、それを楽しむコミュニティでもある。その表現というのはそもそも、自由の発露なんだと思う。
山崎さんも志村さんも、その著作やご発言のスキマから、もっとぼくたちが自由であるための場所としてメディアを捉えておられるように感じられる。自由な表現の場としてのメディアに、エールを送っているように見受けられる。
だからこそ、”新しいメディア”であり、”もっと自由な表現の場”になりそうな、スマートテレビ、ネットテレビを研究しているんだと思う。
今回はUstreamをもっと生かして、ストリームで出てきた皆さんのご意見や質問などを積極的にピックアップしていこうと考えている。もちろん、会場での発言、質問もどしどし受け付けたい。雲の上の人が壇上に上がっていてそのご高説をありがたく拝聴しましょう、というのではなく、みんなでこれからのメディアについて考えよう、話そう、楽しもう、という催しだ。それこそがまた、自由な表現の場としてのイベントにもなっていくんじゃないかな。
なーんて聞くと、面白そうでしょ!ほら、やっぱり申し込まなきゃ。当日来れない人も、Ustでぜひ参加してね!
関連記事