所有しないコンテンツの方がヒットする?

「第一回リアル境塾」は日曜日に申し込みを締め切ったわけだけど、申し込みそびれてという人もいたりして。で、申し訳ないけど定員オーバーなのでごめんなさいってことで。

あと意外にいろんな人が見てくれていることもわかってね。動いてみるもんだね。うん。

それから前回も書いたけど、このリアル境塾はUstream中継も行われます。すでにチャンネルができている。ここをクリックしてみよう。まだ映像はないわけだけど、画面上に朝日をバックに”境塾”の文字が浮いていて、なんだか怪しい宗教団体みたいだぜ。(笑)

そんなこんなで、いろんな人たちの力も借りつつ、着々と準備が進んでいるよ。

ところで、前々回「ぼくたちはもう所有なんかしなくなる」と題した記事を書いたでしょ。コンテンツが大量に増えたしクラウドだしってんで、パッケージでものを所有する余裕がなくなってるしね、という内容だった。

これについて、Twitterである人が面白い見方を教えてくれた。書籍の販売においての話だけど、100万部を越えるようなベストセラーは「どれも保有型コンテンツというより消費コンテンツとしての本の売れ方だと思うのです」とおっしゃるのね。

続きを引用しちゃうとね・・・
もしドラにしても、くじけないでにしても、それで人生が変わった座右の書!という位置ではないと思うんです。特にもしドラなんて、ドラッカーを理解したビジネスマンは本当にいるのかな?と。確かにドラッカーのマネジメント入門書として役に立った人もいるとは思いますが、それが100万部超え全員ではない。結局、もしドラを読むという空気感に乗れればいい=これが「ブレイク=バカに見つかる」だなぁと思っています。

もうちょっとあるんだけど、長くなるんでこれくらいで・・・

確かにね、「もしドラ」って「これは大事なことが書いてありそうだから買ってずっと本棚に持っておこう。そして何度も読むぞ!」などと考えて買う本じゃないだろうね。いや、実はぼくは読んでないんだけど。

「もしドラ」ってよくできてるよね。「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」というタイトル。そこに表れている企画性。そしてあの装丁。あんなアニメ調のイラストを使うかい普通?「もしドラ」と短縮されたことまで作戦だったかはわからないけど、戦略の塊みたいな書籍だった。

そこでいう戦略は、「上手く目を引く企画性」であって、重みある内容ではないよね。

軽い気持ちで手を出したくなる本。だからこそ100万部も売れるんだろうと。「消費型」コンテンツだから売れる。「保有型」だとあまり売れない。うむむむむ。それでいいのか?

一方でこないだの週末、映画「ブラックスワン」が公開された。Twitter上で「見た!すごい!」と話題になっていたのでそんなに面白いのかとぼくも興味を持った。

そうしたら、週末のランキングで1位だったそうだ。その前の週に公開されて1位になった「岳」を抜いたんだって。

これには驚いた。というのは、「ブラックスワン」のような洋画が1位を取るのはとても珍しいことだから。

このところ、日本の映画興行は邦画優位が続いている。1位をとるのは邦画、もしくはハリウッド大作映画。「ブラックスワン」のようなCGをふんだんに使ったスペクタクル、がまったくない洋画は1位はとれない。それがここ数年の映画興行だったのだ。

ナタリー・ポートマンのアカデミー主演女優賞があったにせよ、1位はあり得なかった。これは配給会社の戦術がうまくいったということではある。

でも、一方でお客さんが”かぎとった”のだ。これは何かある!引力を感じる!そんな”におい”がぷんぷんしたんだろうね。

根拠が薄いけど、「ブラックスワン」は「消費型」ではなく「保有型」なのだと思う。劇場で映画を見るのに「保有」もへったくれもないのだけど、気持ちとしては「なんとなく見ておくか」の「消費型」ではなく、「見たい!強烈に見たい!本質的な魅力を感じる!」という強い能動性があってみんな観に行ったんじゃないかな。

だから「保有型」でもヒットすることあるんだね、と「ブラックスワン」は証明したのかもしれない。

ただ一方で、例えば去年ヒットした映画は「アバター」「アリス・イン・ワンダーランド」「仮ぐらしのアリエッティ」などなどなど、観ておかなきゃねの「消費型」だね。

うーん、そうすると「ブラックスワン」はこの週末1位だったけど、そう長くは続かないかな?メガヒットにはならないのかな?

うーん、21世紀のコンテンツ消費の本質に迫りつつある気がするけど、まだ整理つかないし眠くなったので、今日はここまで・・・そいでみんな、Ust観てね・・・

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