9月にこのブログでAnimeTunesについて書いたの、読んでくれてる?
2回に分けて「アニメーションVODレーベル AnimeTunesスタート」という記事と、「AnimeTunesはミドルメディアの実験だ」という記事を書いた。そんなのあったの?という方はこの機に読んでみてちょ。
読むのが面倒くさい方には簡単に説明すると、主に短編を中心に、個人作家が制作したアニメーション作品をセレクトしてお届けするVODレーベルだ。9月からアクトビラ上ではじまった。その時も、何人かの方からiPadでやらないの?と言われていた。
もちろん着々と(でもないけど)準備して、この度iPadアプリとして登場した。AnimeTunes Vol.1 HDという名前でAppStoreにあがっている。
このアプリ自体はダウンロード無料。ただし、その中の作品を視聴するには230円が必要。
無料のものも7本ほどあるので、いきなり払うのはちょっと、という方はまず無料でいくつか見てからでもいい。
このVol.1で選ばれた作品のうちかなりが、国内や海外の映画祭で賞を受賞しているものだ。当然、見ごたえある作品ばかり。
短編で個人作家で受賞作品と聞くと、アーティスティックで小難しいと思うかもしれない。でも、まったくそんなことはない。むしろそれぞれエンタテイメント性が高く、気軽に楽しめる作品だ。短いものが多いので、ちょいとあいた時間に見てみるにはぴったり。
VODについてけっこうこのブログでも書いてきた。いまぼくにとって重要なテーマのひとつだ。そうした考えの反映でもあるのがこのAnimeTunes。これからの映像コンテンツの楽しみ方のひとつとして皆さんに提示しているつもりだ。iPadのようなスマートデバイスで、ちょっとした時間に気の向くままに楽しむ。そういう視聴は増えていくんじゃないだろうか。
とはいえ、ちょっとドタバタと慌ててつくったので、いろいろ不備もある可能性もある。また自分で使ってみると改良したい点も出てくる。そのあたりは、起ち上がったばかりのよちよち歩きのサービスだということで、今後に期待してくださいね。
無料だし、とりあえずダウンロードしてみっか、という方は、このリンクからジャンプしてみよう。iTunesStoreが起動するはず。とにかく見てみて!
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アイデア出てたかもしれませんが、Cartunesとか、Cartoonsとかのほうが、よかったかもです。文字的には、車と勘違いされてしまうかもしれませんが。発音的には、ばっちし。