金曜日土曜日と、慌ただしいブログライフだった。
「テレビに未来がやって来た」と題してAppleTVの購入記を書いて、さらにそれが@maskinさんの依頼によりTechWaveに転載された。実に不思議な体験だと思う。フットワークの軽いネットメディアだからこそ、だろうね。旧来型の活字メディアでは考えられなかった現象だよね。
このことはまた別の機会に書くとして、今日はAppleTVについて補足的なことを書こうと思う。何しろたくさんの方に読んでもらったので、ちょっと責任を感じてたりしてね。
まず、これから買う人のために、いくつかチェックポイントを。
テレビとの接続はHDMIケーブルを使うことになる。テレビの側にHDMI端子があるかどうか、前もって確認した方がいい。知り合いで何人か、ブラウン管型でHDMIがつなげないことに気づいたという人がいた。@punikuniさんはそれに気づいて断念したようだ。@higekuma3は日曜日にテレビを買いに行くと言っていた。HDMIあるよと言う人も、いま何につながっていて空きがあるかは確かめておこう。ぼくはケーブルがひとつしかなく、PlayStation3とつないでいたのを外して使っている。
ネット環境もポイントのひとつ。やっぱり光回線に越したことはないと思う。それから、モデムとどうつなぐか。有線か無線LANかも要確認。無線の場合は、接続前にMACアドレスなど必要な情報は書きとめておこう。実はぼくは、AirMacにはMACアドレスで接続機器を制限している。AppleTV設置時に、前もってMACアドレスを書きとめておかなかったので、設定途中で困り、結局有線でつなぐことにした。ネットとどうつなぐかは、あらかじめ確認しておこう。
設定が終わったら、iPhoneやiPadを持っている人は”Remote”というアプリをダウンロードしておこう。iOS機器をAppleTVのリモコンとして使うためのアプリ。これが必須になるのが、検索する時。iPhoneやiPadのキーボードがないと、検索時に文字を入力するのは事実上不可能だ。日本語は絶対に入力できない。でもiOS機器があれば大丈夫。日本の映像をYouTubeで検索する時など便利だよ。
VODサービスで映画を選ぶのはほんとうに楽しい。どれもこれも観たくなる。わりと最近の作品から、往年の名作まで多種多様。まだまだ1000本というのは少ないと思うし、これから増えていくのだろうけど、それでも隠れた名作がぞろぞろ出てきたりするともうどれから観ればいいのかとなってくる。『復習するは我にあり』とか勝新太郎の大映座頭市シリーズとか、大魔神も一揃いあったり、松田優作の遊戯シリーズが懐かしかったり、めくるめくラインナップだ。
気になるものはどんどん”ウィッシュリスト”に入れていき、あとで選べばいい。こういう選びやすさも大事だ。
ぼくはすでに「イヴの時間」「JUNO/ジュノ」を観た。両方とも、メガヒット作品ではないけど、それこそ隠れた名作だ。そんな映画にふらりと出会えるのは、VODサービスならではだろうね。
AppleTVは、そういう、コンテンツとの出会い方について考えさせてくれる。出会い方が多様になる。それに、幸福な出会いのためには、まだまだ欠けている要素もある。例えばAppleTVとPingは連携していない。せっかくPingをはじめたのだから、AppleTVでもつなげてくれれば、ソーシャルな選び方ができるようにはるはずだ。もちろん、Apple純正、サードパーティ含めてこれから出てくるだろうし、何だったらぼくたちが作ってもいいのだろう。
AppleTVを使っていくと、テレビの未来の全体像についてどうしても考えてしまう。なんか、方向性がひとつ見えたね、という感じだ。そうした話も、また少しずつ書いていくからね・・・
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字が、出てある、デタールTVですが、昨日は、ヤマダ電機の混みが半端なかったので、物色だけして、購入は断念しました。ソニーのHDMIが4つあって、HDD録画できるのを買う予定です。