というわけで、スマートテレビ研究会主催の公開討論会「スマートテレビの波は日本に来るのか」にパネラーとして参加したよ。
慶応大学にメディアデザイン研究科というユニークな学科がある。担当教授は中村伊知哉教授。テレビなどでけっこう見る、著名な先生だ。そのメディアデザイン研究科が主催して、多様な事業者が参加して発足したのが、スマートテレビ研究会。
活動の一環として、討論会が慶応大学で行われ、ぼくも呼んでいただいた次第。
メンバーは以下のような皆さん。
【出演者(順不同・敬称略)】
山崎秀夫(株式会社野村総合研究所 シニア研究員)
片岡秀夫(株式会社東芝 商品統括部プロダクト&ソーシャル・インターフェース部 部長)
保田歩(ガラポン株式会社 代表取締役社長)
境治(株式会社ビデオプロモーション 企画推進部長)
中村伊知哉教授(研究会座長)
上杉類(研究会事務局)
山崎さんは、7月のリアル境塾「アナログ停波まつり」でゲストとしてお招きした方。それから片岡さんは、CEATECでぼくにREGZAをこってり説明してくださった方。ガラポンの保田さんも面識ある方だしね。
さてその討論会はどうだったか。Ustreamとニコ生で放送されたので、そのアーカイブを見てもらえばいいと思う。
そしてニコ生のページはここ。ただ、アーカイブを見るには525円でプレミアム会員になる必要がある。ぼくはこの機にプレミアム会員になったよ。
感想としては・・・うーん、あまりうまく語れなかったかなー。なーんだか「映像制作はお金がなくて広告費が減って大変なんす」と、愚痴ばかり言ってたような気がする。
パネルディスカッションって初めてだったのだけど、構成をあらかじめもらって、どこで話が振られるかを確認して、そうすると、「こう答えよう」とそれなりに準備してしまった。そうすると、開始からだいたい何分で自分に振られるから心の準備をしよう、となってしまって、そればっかり考えてしまっていた。
そうすると、”ディスカッション”にならないのね・・・
途中で何度か、他の人の発言に「ちょっとぼくもいいすか?」とからんでいきたくなったのだけど、”でも進行あるだろうしなー”と躊躇してしまった。本当は、”討論会”なのだから、発言したい瞬間に喋っちゃえば良かったんだろうね。
一方、ニコ生で放送される討論会に観客として行ったことはあったけど、パネラーとなったのは初めて。いやー、あれは面白いわー。
東芝の片岡さんはある種”キャラ”がくっきりした方なのだけど、録画神とネットで呼ばれたと紹介されたこともあって、面白いコメントがいっぱいついていた。「ネ申」とコメントつくだけで面白いよね。
ぼくが喋るところをあとで観たのだけど、ぼくのキャラに対するコメントはほとんどなくてなんだか少しさみしかった。いや、そういうもんなんだわ。せっかくニコ生で放送されたのなら、突っ込まれたい、と・・・
と、まあ、面白い経験ではありました。
スマートテレビ研究会にはぜひ、積極的に参加していきたいと思っているので、今後またレポートしていくよ!
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