GALAPAGOSには期待しちゃう!〜CEATECに行って来た〜

そう言えば90年代、Mac Expoでよく行ったな幕張。あれはビッグサイトができる前だったのかな?

それは置いといてこの時間は、”おいらとあんたの世界戦略・その7”の時間ですが、予定を変更して特別番組”CEATECに行って来た”をお届けします。行けないはずが、突然時間ができたので、行って来たのね。そしたらね、行ってよかったよ。

当然ながら、コンテンツ配信を中心に見て回った。ドコモのGALAXY Tabのブースでは佐々木さんのセミナーの時にもお会いした@punipukiさんにまたもや遭遇。

GALAXY Tabで面白いなと思ったのが、コンテンツ売場が3つあること。Android端末なので、Googleのアップマーケットがあり、サムスン端末なのでサムスンのアップマーケットがあり、ドコモの端末なのでドコモマーケットもある。不思議でしょ?逆に言えば、Appleがいかにすべてを統合しているか、ということなんだけど。

さてもうひとつ、ぼくにとっての目玉はSharpのブース。もちろん、GALAPAGOSをさわりたかったんだよね。

けっこう驚いたのだけど、Sharpにとっていちばん大事なAQUOSと2大看板的な扱いだった。力入ってるなあ、これは!

GALAPAGOSには5.5型と10.8型の2種類ある。ちょい大きめのiPhoneと、ほぼ同じ大きさのiPad、といった感じの組み合わせだ。

どうやら出版社とかなり交渉した様子で、すでにすごい数の電子書籍が整っている。ここはかなり大事なポイント。iPadでも、どうやらかなりの数の電子書籍が読めるようだ。だが、売られ方もリーダーアプリもあまりにもバラバラで、どこで何を買えばいいのかさっぱりわからないのだ。GALAPAGOSは電子書籍が中心の端末で、書籍売場がデフォルトで存在する。買う場所も買った本の整理も一箇所だ。わかりやすいわけ。

書籍は基本的にXMDF形式だ。日本語が縦書きで表示でき、文字の大きさを自在に設定できる。ここもポイント。

驚いたのは雑誌だ。このブログでぼくはiPad上でPDF形式の雑誌を読ませるのはダメなんだと書いてきた。GALAPAGOSではどうなのか?3種類あるそうだ。

ひとつは、PDF形式。そしてXMDF形式の雑誌もある。え?XMDFで雑誌なの?そうなんだ!ここ、すごく重要なとこ!iPadを持っている人は、iBookで”Winnie the Pooh”を見た時を想い出して欲しい。文字の大きさを変えると、挿し絵と文字の関係が自在に変化した。雑誌で、あれと同じ表示になってくるのだ。ピンチインアウトで文字の大きさを変えると、画像が次のページに送られたりする。

雑誌を、デバイスに最適化された形で読めるんだ!素晴らしい!

さて雑誌表示のもうひとつの形式は、2つのいいとこ取り(?)なやり方。基本はPDFなのだけど、文字中心の部分はXMDF形式で読める。なるほど、これもいいかもね。

GALAPAGOSのネーミングに込められた思いが少しわかった気がした。SharpなんだからXMDFで表示する端末だよ。日本語表示に最適だよ。それは日本独自の形式だって?ガラパゴスだって?わかってるよ、そんなこと!日本独自の技術で、何がどこまでできるか、やってみうようじゃないか!そんな意気込みなんじゃないかな。

そもそもね、iPadが発売と同時にどうしてTIMEだのWIREDだのがiPadに最適化した雑誌を出したのか?ジョブズに口説かれたからなんだ。TIMEの上層部は最初は電子化に乗り気じゃなかった。でも会社にジョブズがやってきて、例のプレゼンテクニックで口説いた。どうだい?iPadって素晴らしい端末だろ?傾きかけたメディア事業を救えるかもしれないよ。そんな営業かけられたら、そりゃ会社をあげてiPadに取組むだろう。

日本の出版社が出遅れたのは、デジタルアレルギーも大きいだろう。でももっと大きいのが、ジョブズに直接口説かれなかった、ということじゃないだろうか。

GALAPAGOSがこの時点で、これだけのコンテンツを揃えたのは、ぼくは驚異的だと思う。この、僅か数カ月の間に、だ。そうして想像していくと、GALAPAGOSには数人の、いやひょっとしたら誰か一人の、強い強い情熱が隠されているのかもしれない。誰か、強い情熱を持つ人物が、仲間を巻き込み、上司や会社を説得し、出版社に熱く語って回ったんじゃないだろうか。

日本の機器のガラパゴス化は、日本企業のダメさ加減の象徴として語られる。ぼくもここで、コンテンツ産業もガラパゴス化しそうだよ、と、この言葉を借りて書いたりした。確かに日本企業、ダメなのかもしれないけど、そもそも、ジョブズと同じ国かどうかって大きいんじゃないか。グーグルの日本法人があるとは言え、シュミットは日本にほとんどやって来ないだろう。そりゃ商談も進みにくいわね。

そんなハンディを吹き飛ばすんだと。むしろハンディをバネにするんだと。そんな想いがGALAPAGOSには詰まっているんじゃないだろうか。応援してもいいんじゃないかと、ぼくは感じたんだよね。

・・・というか、Sharpの方と名刺交換してコンテンツ提供についてね、お話をね・・・なんだい、商売しようって魂胆かよ!はい、そうです!だってそのために行ったんだもーん、はるばる幕張までさ・・・

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コメント

  1. ハード作っている人たちって、コンテンツに関しては、プラットホームを提供している。くらいにしかかんがえていないんですね。なので、プラットホーマーと話をしないといけなんですが、Googleは、日本市場、後回しなので、結構、手厳しい気はします。ガラパゴスでありながら、OSとブラウザーとアプリショプを握られてるのに、そういう状態なので、とても、歯がゆい思いをすることになると思います。イギリスに牛耳られた、紅茶市場のインドみたいな状態。

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