Social Planning TV! と言い出してみる

iPadに関する新しいシリーズを始めたのもつかの間、<Future Ads><e-Reading>とは別のテーマも頭の中では準備中なのだけど、ここでまた別のシリーズを並行して書きはじめるよ。

題して、”Social Planning”。

どういう意味か、もうすでになんとなーくわかるでしょ?

三カ月ほど前に、「ソーシャル化で変わろうとしていること」と題した記事を書いた。Twitterを通じてソーシャル空間に加わるとメディアとの接し方が変わるね、ソーシャル上の人びとに面白いことを教わってメディアを見に行くようになるね、という内容。この記事なるほどだ!とか、この”図”はわかりやすい参考になる!などと様々な反応をいただいた。

実際、Twitterをやっている人とは、「そうだね、おれもあのニュースはTwitterで知ったよ」とか「You Tubeに○○の面白い映像があってそれはTwitterで教わったんだよな」なんてことをよく話す。話に花を咲かせていると、時折こんな話にもなる。

「Twitter上で企画したら面白いかもね」

つまり、何か企画する際、通常はそれ相応の”プロ”が集まり企画を練って、何らかのプレゼンを企業なり何なりに行ない、うまく予算もついて実行だね、となる。いままでは当然、それはプロたちの手でこっそり行なわれてきた。こっそり行なうのがプロの自負だった。なんとかプランナーとか、なんたらディレクターとか、それぞれその道の奥義を極めた人びとが集まって、自分の分野の立場で企画を出し議論する、そういうものだった。

Twitterがぼくらのツールとして登場し、同時にこれまでのマスメディアの優位性や既存の職能分野の特権性が薄れてきたいま、プロの奥義もへったくれもないんではないか。だったらSocial空間でオープンに企画を議論し、いわゆるダダ漏れしながら進めて行っていいのではないか。そんなことを冗談半分に語り合ったことが何度かある。「そういうことやってみたら面白いよねー」だいたいは酒飲み話で終わってしまう。でもホントにやったら面白そうだ。

面白いことなら、ぼくはやってみようと思うんだ。

ということで、起ち上げた新シリーズが”Social Planning”ってわけ。Twitter上で企画を進める、ということを、言い出してみようと思う。

とは言え、何をどう企画するのか、ってことぐらいは定めないと何にもはじまらないので、ひとつ目標を設定するよ。

テレビ番組を企画する、題して”Social Planning TV”!

テレビ番組、とりあえずどんな番組枠とか、そこはなんでもいい。まあとっつきやすいのは3分のミニ番組枠とか、BSで一時間番組やりましょうとか、じゃないかな。

流れとしては、クライアント企業に賛同してもらって、大枠のテーマを立てる。そこはクライアントさんの意向をもとにする。多少のディスカッションを経て、番組の枠とか方向性とか、ぼくの方でコンセプト的なことは考える。大枠が決まったら、具体的な番組の中身を企画する。

ここでポイント。テレビ番組をつくったことのない人を、メインクリエイターに据えます。

番組つくったことないけど、この人がつくったら面白そうだなあ、という人にお願いする。ジャーナリストがバラエティ番組つくるとか、WEBクリエイターがドラマつくるとか、カメラマンが討論番組つくるとか、そういう感じがいいと思う。テレビのシロウトが、あえてやったことないことにトライする。面白そうでしょ?

誰にお願いするかも、Twitter上でオープンに議論したりする。それから、”あの人にお願いしよう”と決めたら、その交渉もTwitterでやるのもいいかも。断られちゃったりしてもいいかも。でもめげずにテーマを少し変えて別の方にお願いしてもいいかも。そういうプロセスもTwitter上で全部やれたらいいかも。

で、その方と企画打合せに入る。打合せの様子をUstreamで配信してもいいかも。行き詰まってる様もいわゆるダダ漏れしちゃってもいいかも。ストリームで流れてきた意見で行き詰まりが打開されちゃったりするのかも。Social Planningだから、Socialのみんなが企画マンってことでどんどん意見を取り入れちゃってもいいかも。

いよいよスタジオで本番収録、ってのもTwitter上でみんなでつぶやきながらでもいいかも。そのあとの編集とかなんとかもTwitter上でどんどんさらしてもいいかも。放送当日はみんなで”いよいよ今晩22時からです!”とかつぶやきあったら盛り上がるかも。

そんな風に、何でもかんでもできる限りオープンにして、メインクリエイターを軸にみんなで企画してみんなで参加してみんなで盛り上げていく、それがぼくが言う”Social Planning TV”なわけです。うーん、これは楽しそうだ!

とは言え、ぼくはテレビ局でも広告代理店でもないので、ほとんど無責任に提案してます。やります!やりたい!って宣言しているだけで、わりと根拠ないこと言ってるわけ。でもだからこそ、こういうこと、言い出せる。それに少なくとも”やろう!”ってことになれば、ぼくのまわりには面白いことならどんどんやるよ、形にするよ、という仲間がいるし。

さてこのSocial Planning TVを具現化するのにいちばん最初に必要なことがある。クライアント企業ですね。そこで、ここで募集します。

Social Planning TVをやってみたいクライアントの方、いませんか?

いたら、Twitterでぼくに話しかけてください。それはちょっと恥ずかしいなあ、という方は、左上のプロフィールの下の”メッセージを送る”をクリックしてください。そこに書き込むと、ぼくにメッセージが届きます。メールアドレスを記入してくれないと返信できないので書いておいてくださいね。

うーん、興味はあるなあ、やってみたい気はするなあ。でも自分はクライアント企業としての部署にいるけど、権限ないしなあ。予算持ってないしなあ。うちの部長、こういうの理解してくれそうにないしなあ。いやいや、そこは気にしないで。だってぼくも無責任に言ってるわけだから。無責任に”予算がつくかはわからないけど、興味はあります、はい!”と手を上げてもらえればそれでいいのです。

だってね、”やってみたい”がいちばん大事だから。

権限とか、予算とか、そんなことは二の次でいいの。”やってみたい”。それがいちばん大事なの。ソーシャルがトレンドなんだろ?Twitterぐらい知っとかないとまずいんだろ?そんな姿勢ではうまくいかない。おれはTwitterで日々発見してるよ。ソーシャルって面白いよ。これ活用したら面白そうだなあ。そういう人がクライアントとして”やりたい!”と声をあげないと、Social Planningはうまくいかないの。

だってSocial Planningでは、クライアント企業も参加者だから。なんかやっぱ、広告とかメディアとかは、プロにまかせるもんだろ?いやいやそんな時代じゃないよ、ってのがSocial Planningだから。

ということで、やってみたい人、どうぞコンタクトを。

・・・なんてことを、言い出してみた。果たしてどうなるか。何の反応もないのか。反応ないままぼくがそのうち飽きちゃったり忘れちゃったりするのか。意外な展開があるのか。さっぱりわからないけど、とにかく言い出してみたので、展開を見守ってね。

言い出したからには責任を、とか言わない。まったくもって無責任な提案なので、ホントにどうなるか、わからないので、そこんとこ、よろしくー・・・

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コメント

  1. 企業が、Twitter+USTREAMに対する感覚は、12年前のnetに対する感覚に似てて、いわゆる、大企業は、日本企業であるとすると、はす向かいに見ています。TVの世界が、個を敢えて無視するとすれば、netの世界は、個をそれぞれ、IDを持たせるとして、その集合体という捉え方をしています。そのあたりの切り分けを理解していないステージなので、賛同する会社は、名前を出したくないとか、金は、うまくいったらはらうとかそういう行動に出ることになります。twitter+USTREAMが、いもずる式に成功していくのは、みんなが、手弁当で、本来なら、金もらってもいいようなレベルのことを、どれだけ、=コストで捻出するかという部分です。これは、ぴあ映画祭に応募する人とか、自主映画製作とかに、近いです。そのあたりの微妙なバランスをお互いが理解していれば、問題は、起こりませんが。

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