<Apple Event>アップルが音楽をソーシャルにする!

きっとみんなワクワクしながら待っていたと思うのだけど、Apple Special Eventと題したジョブズのプレゼンテーションを見た。ライブストリーミングでストレスはほとんどなく視聴できた。ぼくはとくに英語が堪能でもない。でも、スライドショーでポイントが紹介されるので、内容はほぼ理解できたよ。

あらかじめ噂されていたのとほとんど同じ内容だった。

iPodの全ラインナップのリニューアル、iOS最新版の説明、iTunes10の発表(ついにアイコンからCDが消える!)、そして新しいApple TV。唯一事前の予想と違ったのは、新しいApple TVはiTVと名前が変わると言われていたのが、そのままだったことぐらいかな。

このブログはApple最新情報をとりあげているわけでもないので、詳しい内容はこのニュースサイトのような他のサイトで確かめてみて。

あ、でもApple TVはちょっとイメージと違ってたな。iPadみたいにアプリが乗っかるのかと思ってたら、操作できることはあらかじめ決まっていた。映画やドラマ(TV Showと言ってたけど)がレンタル視聴できる。iPadの”ビデオ”アプリだけが使える、みたいなこと。映像だけではなく、写真も見れたりするけど、とにかくアプリではなかった。ちょっとがっかり。

ああそうか、iOSマシンではないからiTVじゃないのか。

そしてあくまで欧米での話で、日本では映像コンテンツを置くようになるまで時間がかかるだろうから、当面はぼくたちの生活とは関わりのない製品になるだろう。実際、日本のApple Storeサイトには新しいiPodは並んでいるけど、Apple TVの姿はない。

TVの話は置いといて、この発表でいちばん驚いたのはPingだった。iTunesの新機能として紹介された、Social Network for Musicの名称だ。iTunes上でTwitterやFacebookのようにソーシャルコミュニケーションできちゃう。フォローしあって投稿して、というところはまったくTwitter。ただし音楽という要素が加わる。自分の好きなアルバムを登録したり。だから、自分がフォローしてる人はこんな曲聞いてるんだな、なんてことがわかる。

これは相当画期的だ。他の誰かがやるべきことを、Appleがはじめてしまった。ぼくが思うに、急速に普及すると思う。iPhoneでも使えるようになるって言ってたしね。

何が画期的かと言うと、いくつかあるのだけど、まず音楽市場が活性化すると思う。音楽はiTunesなどのダウンロードサービスの登場で”アンビエント化”していた。アンビエント化って何?って人は、前に書いたこの記事あたりを読むといいかも。アンビエント化した状況では音楽に古いも新しいもなくなって、ただ目の前に広大な楽曲の海が広がり、どれを聞けばいいかわからなくなってしまう。

そこで、Twitterのようなソーシャルネットワークを通じて誰かの投稿から気になった音楽を手に入れたりする。そうするとそのうち、音楽を売っている場所とソーシャルサービスがつながっていた方がいいね、となる。それをApple自らはじめてしまうわけだ。

Apple自らソーシャルサービスをはじめるのもまたすごいことだと思う。Facebookのザッカーバーグなんかはいまごろ地団駄踏んで悔しがっているんじゃないかな。iTunesという音楽売場を運営しているAppleがソーシャルサービスをはじめるというのは、最強な感じだもんね。

コンピュータを作って売っていたAppleはプラットフォーマーになったわけだけど、今度はソーシャルサービス事業者になろうとしている。すごい勢いで自ら変身を続けているよ。

コンテンツ売場とソーシャルサービスの関係については、いろいろ書きたいし、この9月1日にはじめたVODレーベルともつながってくるのだけど、それはまた次回にでも書きますね。だってさあ、もう眠いんだよね。ZZZZ….

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コメント

  1. twitter, Facebook経由の音楽映画の紹介しあうアクションって、簡単なようで、結構、めんどうくさかったんだよね。だから、Appleは、超簡単なしくみをつくった。あなた←コンテンツ→わたし。非常にシンプル。リアルの世界で言うと、「あなた」にたくさんのボタンがついていて、「わたし」が押すとコンテンツを視聴できて、気に入ったら、それを売ってもらう。非常にシンプル。ただ、電子出版も、TVも映像も、むずかしそうだし。TSUTAYAも、スカパーも、猛反対だろうから。いつになるかわらかんわ。笑

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